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平成31年3月13日経済建設常任委員会−03月13日-01号

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  1. 島田市議会 2019-03-13
    平成31年3月13日経済建設常任委員会−03月13日-01号


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    平成31年3月13日経済建設常任委員会−03月13日-01号平成31年3月13日経済建設常任委員会  経済建設常任委員会                              平成31年3月13日(水)                              第3委員会室 1.付託議案の審査  ○ 議案第7号 平成31年度島田市一般会計予算中、所管に属するもの  ○ 議案第9号 平成31年度島田市簡易水道事業特別会計予算  ○ 議案第12号 平成31年度島田市公共下水道事業特別会計予算  ○ 議案第16号 平成31年度島田市水道事業会計予算  ○ 議案第18号 島田市大規模太陽光発電設備の適正な設置に関する条例について  ○ 議案第19号 島田市空家等の適切な管理に関する条例について  ○ 議案第21号 島田市手数料条例の一部を改正する条例について  ○ 議案第26号 島田都市計画大規模集客施設制限地区の区域内における建築の制限に関する条例の一部を改正する条例について  ○ 議案第27号 島田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について  ○ 議案第28号 島田市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について 2.その他  (1)所管課からの報告
      〔危機管理部〕    ○危機管理課   〔産業観光部〕    ○商工課  (2)所管事務調査について 出席委員(6人)  委 員 長  杉 野 直 樹       副委員長  河 村 晴 夫  委  員  横 山 香 理       委  員  大 石 節 雄  委  員  森   伸 一       委  員  平 松 吉 祝 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  危機管理部長                    眞 部 和 徳  危機管理課長                    天 野 裕 継  産業観光部長                    谷 河 範 夫  農林課長                      堀 井 直 樹  商工課長                      菊 池 智 博  内陸フロンティア推進課長              田 中 義 臣  観光課長                      佐 藤   修  都市基盤部長                    三 浦 洋 市  都市政策課長                    大 畑 和 弘  すぐやる課長                    田 崎 武 明  建設課長                      菅 沼 克 章  建築住宅課長                    秋 山 尚 弘  水道課長                      杉 本 隆 良  下水道課長                     大 石 智 浩  農業委員会事務局長                 鈴 木 高 雄 職務のために出席した事務局職員  事務局長                      鈴 木 正 敏  事務局担当書記                   岡 田 ちな美                                開会 午前9時29分 ○委員長(杉野直樹) ただいまから経済建設常任委員会を開会します。  早速、議事に入りたいと思います。  なお、審査につきましては、お手元のレジュメ及び付託議案審査項目に従い、効率的かつスムーズに進めてまいりますので、御協力のほどお願いします。  また、審査に当たっては、委員同士の活発な討議、意見交換をしていただければと思います。また、そのような進行に努めていきますので、御協力をお願いいたします。  それでは、議案第7号 平成31年度島田市一般会計予算中、当委員会の所管に属するものについて審査します。  予算書、当初予算概要書を御用意ください。  審査は、付託議案審査項目のくくりによって、付託項目を分割して行います。  初めに、第2表債務負担行為中、当委員会の所管に属するものについて審査します。  予算書は7ページです。  当局からの補足説明があればお願いします。  田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 補足説明は特にございません。 ○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆さん、質疑等ありましたら、お願いします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) いろいろ教えてください。債務負担行為の木材需要促進対策奨励金、平成32年度、あるわけですが、具体的にどういったことなのか、御説明願います。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 木材需要促進対策奨励金の債務負担につきましては、大井川産材の住宅材料を45%使った場合に、金券ですけれども、最大50万円分を支給する助成制度があります。今年度に着工して、完成が来年度、平成31年度という場合は、今年度に申請をしておいてもらって、翌年度支払いということで、その分について債務負担を2,000万円分、組ませていただいております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 具体的に言うと、年度内、建築の関係も含めて、きちきち3月31日に完成するわけではないものですから、そういった意味の対応ということで理解してよろしいですか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) そのとおりです。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 立地適正化計画策定の委託ということなのですが、これは、委託するということは、正本の状態なのかという感じがするのですが、今、どういったところまで行っているのか、説明してください。 ○委員長(杉野直樹) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 立地適正化計画につきましては、来年度からの新規事業ということで、来年度発注をかけて、2年度間をかけまして策定をしていく予定でございます。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) というと、来年からスタートというわけではなくて、これは委託ですので、その前に当局側としてもいろいろな調査等をしてきていますが、そういった状況はどこまで行っているのか、全て丸投げなのか、確認させてください。 ○委員長(杉野直樹) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 今年度と来年度とかけまして、都市計画マスタープランの策定を進めております。立地適正化計画につきましては来年度からの作業で、この事業につきましては、予算計上しておりますのは支援業務ということで、いろいろな調査ですとか、あるいは市民会議等を開くときの支援とか、そういったところを予定しております。  以上でございます。 ○委員長(杉野直樹) ほかに何かありますか。  では、ないようでしたら、次に、歳出予算の審査を行います。  歳出2款総務費、1項14目諸費、1項19目ふるさと創生基金費及び7項2目交通安全施設費を審査します。  予算に関する説明書は90ページから97ページまで、当初予算概要書は67ページから80ページです。  当局からの補足説明があればお願いします。  鈴木農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鈴木高雄) 特に補足説明はございません。 ○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということです。  委員の皆さん、質疑等ありましたら、お願いします。よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳出4款衛生費、1項8目簡易水道費から2項7目浄化槽設置推進費までを審査します。  予算に関する説明書は114ページから119ページまで、当初予算概要書は125ページから134ページまで、参考・図面は266ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  杉本水道課長。 ◎水道課長(杉本隆良) 補足説明は特にありません。 ○委員長(杉野直樹) では、委員の皆さん、質疑等ありましたら、お願いします。  では、ないようでしたら、次に、歳出5款労働費、1項1目労働諸費及び1項2目雇用対策費を審査します。  予算に関する説明書は118ページから121ページまで、当初予算概要書は133ページ、134ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 補足説明はありません。 ○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆さん、質疑等ありましたら、お願いします。  森委員。 ◆委員(森伸一) 高齢者雇用促進のシルバーの関係ですが、年をとった方がだんだん働きたいという人もふえているだろうし、シルバーへは、行かずにほかでも働くという人もいろいろ状況がありますけれども、今回、予算をふやしましたが、このふやした根拠というのはどのようなことですか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) シルバー人材センターへの補助金を増額しております。その理由ですけれども、シルバー人材センターで行っている事業の中で、現役世代雇用サポート事業というものがありまして、これは高齢者の人手不足分野、あるいは現役世代を支える分野へ就業する場合に、その事業実績に応じて補助対象額が上がりまして、その補助対象額が上がった分、財政査定もありましたけれども、予算の範囲内で増額をさせていただいたということです。 ○委員長(杉野直樹) ほかにいかがでしょうか。よろしいですね。  ないようですので、次に、歳出6款農林業費、1項1目農業委員会費から1項6目地籍調査費までを審査します。  予算に関する説明書は120ページから123ページまで、当初予算概要書は135ページから144ページまで、参考・図面は267ページから269ページまでです。  当局からの補足説明があればお願いします。  鈴木農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鈴木高雄) 補足説明はございません。 ○委員長(杉野直樹) それでは、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いします。
     大石委員。 ◆委員(大石節雄) 農業委員会の報酬のことが出ていますけれども、昨年というか、少し体制が変わったと。直接いろいろな声も聞きますけれども、現状として、システムというか、農業委員会、人数が減って、地域推進委員のほうがいろいろなものをするというようなことになったのですが、現状として、問題があったかどうか。もちろん同じようなので、さほど問題ないわけですけれども、そのことについて説明してください。 ○委員長(杉野直樹) 鈴木農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鈴木高雄) 農業委員の制度改正につきましては、平成28年4月に法改正が行われましたが、それに合わせて農業委員会が全国で、任期に従いまして改正が進められて、島田市の場合は、平成29年10月1日から新しい体制になりました。  ただ、問題というよりも、新しく農地利用最適化推進委員と農業委員という2つの、委員会の中でそういう職ができたことによりまして、戸惑いはあるわけですが、まだ地元に定着が、推進委員という職名の委員、これがはっきり追いついてきていないというのが現状で、市内、耕作放棄地等、いろいろパトロールをしていく中で、農業を取り巻く情勢は非常に厳しい状況があるわけですが、いずれにしましても、農業委員会の委員として地域を見守っていくという体制は崩さない中で、どのように対応していくかということで、今、新しい体制、国から示された制度改正の中でどう対応していくかということを協議しながら進めていくという状況になってございます。  以上でございます。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 事務局長が言われたとおり、推進委員の皆さんが一生懸命努力して、現地調査を回っているという報告というか、我々、近しい推進委員の方にそのような話も聞いています。  逆に言ったら、農業委員の皆さんが今までは両方自分たちが一緒に現場も見たり、最終的に審議もしたりということをやっていたところが、ちょっとねという。その中身までは言わないのですけれども、報告というか、推進委員からの連絡も含めて、悪いというわけではないですが、まだうまくコミュニケーションがとれていないのかというようなことも聞いています。  推進委員の皆さんにもぜひ自覚を持っていただいて、農業委員とほとんど変わらない立場ですので、そういったところをまたしっかりとお伝えしながら、現在、本当に耕作放棄地等、いろいろな大きな問題もたくさんございますので、適切に活動していくということが必要だろうと思いました。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 鈴木農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鈴木高雄) ありがとうございます。農業委員会の協議会、総会等の中で、そういった協議をまたしてまいりたいと思います。ありがとうございます。 ○委員長(杉野直樹) そのほか、いかがでしょうか。  森委員。 ◆委員(森伸一) それでは、4目の茶業振興事業のところですが、ここも5つほど項目があって、いろいろやっているのですが、今回、153万円ふやしたのは、全般的にふやしたのか、この中のどれかといったら、どのようなところですか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 茶業振興事業費、合計で153万8,000円の増額となっています。これは、中にいろいろな各種茶業振興協会、あるいは改植事業、茶園集積事業など、多数の事業があります。この中でふえているもの、減っているもの等ございますけれども、特に海外輸出の取り組みの補助金の中で、有機JASの取り組みへの奨励金等につきましては、ふえております。  それから、茶業振興協会の補助金につきましては、大きな事業が終わったというところで、減額されたりしているところがあります。有機JASの関係では、300万円ほど増額しています。あと、茶業振興協会補助金では65万円ほど減額しているというところで、個々の事業で増減がありますけれども、トータルで150万円ほど増額になったという状況でございます。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) そうすると、今、輸出関連の有機のあれをということで、そこら辺の現状というか、見込み、お茶を海外輸出で取り組んでいますけれども、こういうことをやってどうなのですか。見通しはどのような感じなのでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 見込みといいますと、市内に金谷で、輸出に、現地法人を持ってやっている茶商がいます。それを今年度事業ですけれども、補助事業で、大きな輸出の施設に係る倉庫とか、碾茶を抹茶にする施設等を手がけて、これから大きく輸出していく体制が整っております。  それから、生産者関係では、川根抹茶等、あと、市内でもMOJ、Matcha Oraganic Japanといったような団体が、輸出向けに適用できるような有機茶園に拡大して取り組んでおりまして、来年度も7.6ヘクタールほど有機JAS認定を取るような茶園に取り組むということで、補助金を予定して、抹茶を中心に拡大しているような状況でございます。 ○委員長(杉野直樹) 横山委員。 ◆委員(横山香理) 今の茶業振興事業の一番下のところの、世界農業遺産推進経費の、「「静岡の茶草場農法」の継承及び推進に」とありますけれども、具体的に何をやっているのか教えてください。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 茶草場農法の推進協議会というのは、島田市、掛川市、牧之原市、菊川市、それと、川根本町の4市1町で協議会がつくられております。茶草場を実践する農家を認定したり、あと、宣伝、消費拡大等の事業を行ったり、それから、島田市では、グリーンツーリズムといいますか、茶草場体験ツアーのようなものを年2回行っております。  それから、世界農業遺産、国内にたくさんありますけれども、そういったところと連携して、農業遺産を宣伝しようというような連携の広域イベント、そういったものがあって、それに参加したり、あと、この協議会で、事務局は県がやっているのですけれども、そこで負担金を出して、そちらのほうでも連携事業の海外の研究者の学会といいますか、そういったものに研究発表をしたり、そういった活動も協議会を通じて実施しております。その辺の負担金もこの中に入ってございます。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) よろしいですか。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 今の4市1町で茶草場農法の世界遺産推進ということで、横の連携をとられているということで、1つ思うのが、少し前に掛川市の深蒸しがNHKで放映されたら、ばーっと売れたら品薄になって、今またその熱が冷めてきたという感じで、お茶のあり方をいつも疑問に思うのですけれども、今、4市1町で茶草場農法は進めているわけですが、お茶のリーフ茶自体が、要は、島田市だけの問題ではなくて、お茶を抱えるそういった自治体が全て同じような問題を抱えていると。島田、金谷、川根のお茶だけ売れればいいというものでもないと。ましてや静岡茶が売れればいいという、売れればいいのですが、そういった意味では、共通の課題を持っていて、例えば、川根茶だけが売れていて、全てがよくなるかというと、そういう問題ではないという。  4市1町で連携しているわけで、それよりもっと広いわけですけれども、そういうお茶をもっと再度、リーフティーを伸ばしてやるとか、そういう意味での取り組みというか、島田の場合は、別に緑茶化計画がお茶を売るというだけではないにしても、お茶を一つキーワードにして市場を開いていこうということでいいのですけれども、何かそういったところを、1つの自治体だけが動いているのではなくて、いろいろな自治体が協力してやることによって、もっと発展するというか、その可能性があるのではないかと思うのです。  今、たまたま茶草場農法だけはそうなのですが、ほかの部分で、販売であるとか、新商品というか、いろいろな開発であるとか、お茶をもっと経済的に豊かにするというような、そういう横の連携の取り組みというのは、ここの予算の中に出ていないわけです。そのようなことは話されているのか、または考えているのかというのをお伺いしたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) お茶の全県的なといいますか、全国的なといいますか、リーフ茶を中心として消費拡大を伸ばしていって、茶業界全体の底上げをする、活性化を図るというところは重要だと思っています。それぞれブランド茶が各市町にありますけれども、産地間競争も当然ですけれども、お茶全体をやはり嗜好に合わせて消費拡大を図るというのは、これは茶業界の大きな課題になっております。  これについて、例えば、静岡県内なり、全国的な横の連携というものは、茶業界の茶業会議所等が、産業界が中心になって、そういった全国組織までありますので、そういった消費拡大活動もやっておりますけれども、一体となって日本の緑茶を推進するというところがなかなか、まだ力不足かという感じはしております。  先ほど輸出の話が出ましたけれども、流れとしてはかなり日本の緑茶の輸出はふえています。ただ、一方で、ほかの中国を中心にしたところも相当生産量がありますので、それに対抗するというところで、品質のいいジャパニーズグリーンティーという、そこのブランドをしっかり確立して海外に持っていこうという流れは、農水省を中心として、輸出目標を持って取り組みをしております。そのためにいろいろな輸出に対する補助金制度もあります。  それから、嗜好の多様化もいろいろありますので、昔ながらのリーフにこだわったお茶だけではなくて、さまざまな嗜好に合ったお茶、ハーブティーとか、そういった加工したようなお茶もありますし、和紅茶、日本の紅茶とか粉末茶、いろいろな形態のお茶もありますので、そういった消費者の嗜好に合わせた形で取り組んでいくというところもありますので、リーフ茶だけにこだわるのではなくて、いろいろな嗜好に合わせると。また、品種改良もペットボトル飲料用向けにもやっておりますので、さまざまな取り組みで有機的に連携して拡大していかなくてはならないと思いますし、そういった各市町の連携をさらに強化していくのが大きな課題になっていると思っております。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 話を大きくして、また小さくすると怒られるかもしれませんが、競争にはもちろん勝たなければならないのですが、島田だけの力では、なかなかできない。今、輸出も含めてそうです。そういった意味では、最低今言った4市1町とか、近隣だけでも横の連携をしっかりして、選ばれる地域として、販売も含めてそうなのですが、そういう取り組みというのは、協力することによって力が倍増するのではないかと単純に考えますので、またそのような機会があったら、そういったことに取り組んでいただければと。  この前、Asia−Pacific Tea Expo 2019 in Japan 島田市交流イベント、ああいったのも、たまたま県がやるところを島田が思い切ってやっていると。そういったときに、ほかの近隣の市町も一緒にやるとか、極端なことを言ったら、島田にほかのところもおいでよと。ここで海外にお茶を広めるものをやるのだということ、リーダーシップをとってやるのもまたいいだろうし、ぜひそういった取り組みをどんどん展開していくというのも必要だろうと思いました。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) ありがとうございます。来年度は、世界お茶まつりが県主導で春の祭典、秋の祭典と2回行われます。春の祭典は、茶の都ミュージアムを中心に、5月11日から3日間、開催されます。そういったところで、県下の各市町、いろいろな団体が出展もします。そういったところで連携をとっていければということで、県にもいろいろ働きかけたいと思いますし、今、中断されておりますけれども、全国お茶サミットというものも、茶産地の首長を中心にサミットを開いておりました。今、開催地の関係で中断していますけれども、茶産地の行政間がそういうところで、それを介していろいろな茶業に関する課題を協議すると。そういったところにもぜひ参加していきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) もう一つ、茶生産施設等整備事業のことですが、これは全部県の支出金で行う事業のようですけれども、今回3,000万円もふえていますが、パワーアップ事業及び中山間地域の農業振興整備事業というのは、具体的にどのようなことをやるのですか。ふやして何をやりますか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) この中に2つ事業がありますけれども、産地パワーアップ事業につきましては、1件は碾茶の工場です。Matcha Organic Japanが行う碾茶加工施設の事業で1億300万円ほどの予算を、県の補助金ベースで予定をしております。  それから、もう一件、中山間地域農業振興事業費ということで、これは川根の地区の茶農協で、製茶機械の一部の仕上げ機械を更新するということで、これは県の補助事業ですけれども、870万円ほどの補助事業、これが2件ほどございまして、今年度より事業費がその2件でふえているというところでございます。 ◆委員(森伸一) わかりました。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) お茶のほう、いろいろな施策で、たくさんお金がいろいろ出ていますが、生産者にとって、これに対して成果は出ていますか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) お茶の関係の事業、ソフト、ハード、いろいろやっております。先ほどの輸出に関連した事業については、輸出のほうは徐々に伸びておりますので、有機抹茶などに取り組んでいる方は、参加した方は通常の慣行農業でやっている煎茶よりも、かなり所得は上がっているということは聞いております。  一方で、いろいろな生産振興の補助金等もありますけれども、なかなか生葉単価が、普通の煎茶、慣行農業における煎茶の荒茶の単価がなかなか伸びていないというところで、生産農家にとってはかなり厳しい状況は続いております。  中でも、特色のあるお茶とか、先ほど付加価値に取り組んでいる茶農家の方は、それほど減収していない方もありますので、取り組み方によって三者三様ですけれども、とにかく我々は基盤整備なり、乗用型機械化等を含めて、生産コストの削減にも努めていきたいと。最終的にコスト削減によって、あと、中間管理機構等によって農地の集積を進めて、そして、大規模にコスト削減された農業を目指すというところで、まだ今、その辺の途上段階にあると考えております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 抹茶のほうは、多分、どんどん食べ物、せんべいからあめから何から全部いろいろなものに抹茶が使われているけれども、やはり普通のお茶の生産者の人、いろいろ悩み事が多いと思うが、どんどん茶商とか、伸びているところは、そのような事業をやっているところはいいけれども、生産者、安いとか、合わないとか、いろいろ大きな悩みを持っていると思う。そういう底辺にもう少し力を入れて、予算とか、いろいろ相談に乗って、やっていただきたいと私は思うけれども、いかがですか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 今から30年くらい前ですと、小さい農家でも、急傾斜でも単価がいいものですから、みんなしてこぞってつくっていましたけれども、その時期から比べますと、相当単価も下がって、傾斜地農業は放棄していくような状況で、高齢化も進んでいるというところで、以前の状態をそのままキープするというのは非常に厳しい状況です。  その中で、守るべきところは守るというところで、今度、担い手にある程度集積して、すごく小規模農家の方は、できればある程度担い手の方に集約をして任せるというところも、流動化を進めていくのも重要かと思っています。そういったところで、中間管理機構を通じてやれば、集積協力金等、いろいろな支援制度もあります。そういったところで、茶業全体が生き残っていくには、ある程度そういった取り組みが必要かと思っております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 担い手がいないとか、それで終わりだとか、茶畑を抜いて何かをやりたいというと、経費がものすごくかかる。1本根っこから抜いてくる、そういうのは補助金などはありますか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 例えば、お茶から他作物に転換するというときには、国の補助制度で、1反5万円、1,000平方メートル当たり5万円ですけれども、そういった制度もありますし、もしそれを担い手に貸してやってもらうということであれば、また茶園の集積推進事業とか、集積協力金というような、一定の要件を満たせば補助金制度があるというところで流動化を図っていきたいと思っております。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) その相談者は島田でどれくらいありますか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 具体的に何件というのは今は把握できないのですけれども、そういった制度があるということです。農協を通じて、あるいは農政協力員を通じて、こういった助成制度がありますというのは告知をしていますし、いろいろな方法を使って、制度の活用をこれからもお知らせをしていきたいと思っております。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) くどいようで悪いけれども、生産者にいろいろ相談に乗っていただき、また、いい方向に進むように努力していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) これからも努力していきいたいと思います。ありがとうございました。よろしくお願いします。 ○副委員長(河村晴夫) 委員長。 ○委員長(杉野直樹) 今回、補助を受けて工場を建設するという話ですけれども、その工場を建てる場所はどの辺になるのでしょうか。 ○副委員長(河村晴夫) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 碾茶工場ですけれども、これは鍋島地区になります。 ○副委員長(河村晴夫) 委員長。 ○委員長(杉野直樹) その工場なのですけれども、建設する総工費というのはどのくらいかかるのでしょうか。 ○副委員長(河村晴夫) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 予算は、税込みで2億3,800円ほどの事業費でございます。 ○副委員長(河村晴夫) 委員長。 ○委員長(杉野直樹) 他市だと、この補助について、その自治体も多少補助をしているという話を聞いたのですけれども、島田市はそこの補助がないようなことを聞いたのですが、本当でしょうか。 ○副委員長(河村晴夫) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 私が知っている範囲では、川根本町はこういった事業に、10分の1程度だったかと思ったのですけれども、町の上乗せを一部するということはありますけれども、島田市では、これは2分の1補助なのですけれども、それに上乗せということは現在やっておりません。周辺市町でどのくらいやっているかというのは、正確には把握はしておりません。  以上です。 ○副委員長(河村晴夫) 委員長。 ○委員長(杉野直樹) 他市でそういう取り組みをしているという話を聞いたので、また調査していただいて、島田市も必要であれば、上乗せの補助を考えていただきたいと思いますので、お願いいたします。 ○副委員長(河村晴夫) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) また調べて御報告したいと思います。 ○委員長(杉野直樹) ここはよろしいですか。  では、次に、歳出6款農林業費、2項1目林業総務費から2項5目林業地域振興基金費までを審査します。  予算に関する説明書は124ページ、125ページ、当初予算概要書は143ページから148ページまで、参考・図面は270ページから272ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  堀井農林課長
    ◎農林課長(堀井直樹) 特に補足説明はありません。 ○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  平松委員。 ◆委員(平松吉祝) お伺いします。大井川産材の材木を使うと50万円と。前には100万円まで出ていたけれども、50万円というのはなぜでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) この木材奨励金の制度、平成20年度頃に、最初は商工関係でリフォーム事業というのがあったのですけれども、その後、木材需要、地元産の木材を使って奨励金を出そうということで始めました。私もそのとき、担当といいますか、いたのですけれども、その時点では、このことについては、地元産の木材を使った場合は最高60万円、県内産を使った場合は50万円という限度額でした。100万円の制度というのは……。 ◆委員(平松吉祝) 前は上限100万円。 ◎農林課長(堀井直樹) 農林課で扱った事業では、今言った50万円、60万円という制度から始めたものですから、100万円の制度は私は承知しておりません。済みません。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 100万円ありました。上限100万円。私のうち、そのときちょうど建てて、坪数が足りないというので、80万円でいただいて、仏壇を買いましたので。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 済みません。100万円の助成制度をどこでやったかというのは、また調べたいと思います。済みません。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) うちを建ててもらって、いろいろつながりがあるのだけれども、うちを建ててもらうと、税金も入ってくる。雇用が生まれ、子供も産んでもらうかもわからない。ここで思い切った施策を出して、うちを建てたら100万円くらいはせめて、それで人口もふえるという、回転するような施策で、こういうことを、昔100万円までで、それでは島田に建てるかという人も出るから、この辺をしっかり昔のように戻してもらいたいが、いかがですか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) この制度、地元の指定した建築業者につくってもらうという前提で、市内で使える金券を交付するということで、その建築関係の方からは、この事業、非常に好評といいますか、地元産を使いながら、地元大工を使うということで、非常にありがたいということで、毎年、継続要望をいただいております。できる限りこの制度を活用して、地元の商工業、産業の活性化につなげたいとは思っています。  補助金の限度額につきましては、高ければ高いほどいいかと思いますけれども、その辺はまた財政といろいろ相談しながらというところで、この活用をさらに図っていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) よろしくお願いします。  そして、この前、24号の台風のとき、大分大きい木が倒れたと思います。そのようなものは、今後の台風のための対策というか、木を調べたとか、古い木が市内に、山にもたくさんあると思うのです。そういうのは調査しましたか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 今回の台風は風が非常に強かったということで、風倒木がかなり出ているかと思います。それが大井川のほうに流れてきて、流木が出ているという状況もかなりあったかと思っています。風倒木がどのくらいあったかという全体的な調査というものは行っておりません。  ただ、そういったところで、風倒木でいろいろ災害、あるいは荒廃して非常に危険だということになれば、県の森の力再生事業等も使って、対策を練っていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 非常に大きい木が倒れるというのは危険だから、その辺も十分よろしく検討をお願いします。  それと、今、材木で大分、家を建てようといって、今度、たけのこ保育園も、木でつくったうちを内覧会に来てくれとか、手紙が来ましたけれども、やはり昔は木都というまちであって、今、聞くところによると、山の木を80%、90%ぐらい切って、使える木が多くあると、この前、材木の組合で言っていたのだけれども、もう少し、これはほかの議員からも話に出ていると思いますが、木都島田、いまだ健在だから、もっと買うように、市の事業も、鉄筋とか何かと同じように丈夫につくれるというから、単価がかかるかもわからないけれども、その辺はいかがですか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 農林課としては、木材を、特に公共建築につきましては、国・県もそうですけれども、極力使っていこうということで指針等が出されておりまして、島田市もそういった指針を出しております。できる限り、今後予定される建築物につきましては、活用を少しでも、地元産を使って図ってもらいたいと思っておりますし、森林環境譲与税の制度も来年度から始まりますので、その辺も上手に使いながら、さらなる木材の利用を図っていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) それで、今、木を切って、苗を植える人はほとんどいないというけれども、この前、テレビで見ていたら、苗をこれくらいのを植える。そうすると、イノシシとか鹿とかが食べてしまう。アイデアで、これくらいのプラスチックのを上からかぶせて、何百本というのが白くなって、山が全部その苗で植わっているというのをやったのだけれども、そういうことを現在やって育てて大きく、私も見ていたばかりだけれども、これくらいのプラスチックで苗からずどんと高くやって埋めて、苗を育てて、それから育ってくると取るという。いいなと思ったのだけれども、そういうのはわかっていますか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 確かに伐採してそのまま放置といいますか、天然更新という、植えられていない山が非常に多いです。それも非常に問題になっていますので、かといって、造林は、地ごしらえをして、植林作業をして、下刈りとか、かなり重労働があります。そうやって手を加えて、鹿の食害で、植えてもすぐに食べられてしまうというところが非常に問題で、なかなか植林する意欲が湧かないですけれども、ただ、植林について、もっと合理化するようなやり方というところで、反歩3,000本植えるのを2,000本くらいにするとか、今言ったエリート苗を使って、あるいは、スギ花粉が出ないような苗の改良などもされて、合理的に植林作業ができるようなことも今研究されて、だんだん普及しつつあります。  我々は、主伐・再造林、主伐をして再造林をするということで循環するということを狙っておりまして、今後、森林環境を守るためにも、やはり造林はしていかなくてはならないと思っていますし、そういう意味では、そういった苗の研究等も、県や研究機関もそういったものをやっておりますので、それを普及させていきたいと思います。  それに加えて、食害に遭わない、柵といいますか、防護壁的なものをつくるような方法もありますので、そういった支援も今後していかなくてはならないと思っております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 最後。これだけの予算が出ているけれども、島田は山。海と違って、海ほどお金はかからないけれども、やはり森林の崖崩れというのが非常に、地すべり、道路とか、うちの下にあるとか、そういう地域が多いですよね。それで、荒れた材木、竹、いろいろそういう地すべりするようなところ、荒れ放題であるけれども、そのようなものをどのように考えていますか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) おっしゃったとおり、荒廃森林がふえております。それによって災害が起こりやすくなっているということでございます。それに対しまして、今度、森林環境譲与税があって、例えば、管理できないという地権者の方の意向調査をして、経営管理権をこちらが借りるような形にして、それで林業事業体に管理してもらう、あるいは、どうしてもできない場合は、市が直接間伐事業をやるという形で、これからは公的な譲与税を活用して、そういった管理手法をとっていくということで考えております。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 先ほども少し言ったけれども、島田は海沿いではないものだから、もちろん山林が多いから、海に近いところはいろいろ経費が、津波に対してとか何か使って、島田はおかげさまで海がないけれども、山がある。本当に人命にかかわることが多い。予算的にそういう箇所を見て、お金がかかることだけれども、崖などもそうだし、事故が起こってからでは遅いものだから、その辺をきちんと、木が生えているといっても、根っこが浅いもので、多分、倒れて抜けたりするので、今後、災害もたくさん来るとは思うのだけれども、その辺を十分参考にして、部長、どうですか。そのような管理費というか……。 ○委員長(杉野直樹) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長(眞部和徳) 今おっしゃっていただいたこと、それから、農林課長が説明したことは、既に担当課同士では話をしていまして、この後、うちの課長から事前伐採の話をしますが、その協議の中でも、森林譲与税等、将来的な環境税を活用して、そういったことをやることは検討しないといけないというのは、既に担当課同士で話をしております。 ◆委員(平松吉祝) すぐやる課のように頑張ってください。 ○委員長(杉野直樹) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長(眞部和徳) 頑張りますが、お金の運用そのものは、なかなか危機管理課一存では決められないこともありますので、やはりトータルとしての効果を、単なる防災だけではなくて、森林保全全体の効果というのも見ながら、そこはうまく使っていかなければいけないと思っておりますが、平松委員の御指摘のとおり、人の命にはかえられませんから、そういったところもしっかり対策をとっていくと。こういうことにしたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員、いいですか。わかりました。  ほかにないですか。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 幾つかありますが、1つ、さくら並木の保護保存事業ということで、250万円くらい、委託料が出ています。どういったところに委託をして、どこの並木を管理しているのか、説明してください。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) このさくら並木保存事業は、大きく委託でやるものと、あと、地元の町内会等に作業してもらって、報償を払っているようなものがあります。委託につきましては、主に桜の防除、なかなか地元で消毒作業ができないところにつきましては、消毒作業を850本ほど、市内にありますけれども、これは専門業者に委託をしています。  それから、さくら並木の剪定業務、川根地域はかなり大きくて、高所作業車でやるというレベルですので、これは一部森林組合に委託して、実施をしております。  それから、東町や河原町、道悦、千葉、大津地区では、地元町内会の御協力を得まして、報償費で管理作業をお願いしております。  ただし、剪定枝を焼却場に運ぶことにつきましては、こちらのほうでシルバーさんに委託して処分をさせてもらっていると。そのような活動をやっております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 桜も保護、管理していかないと、年数がたつと、大分老木になって、逆に言ったら、腐りやすくて、安全・安心の問題が出てきます。  たまたま川根の地域なのですが、任意団体ですけれども、自主的に自分たちで桜の保護について、桜の木について学習をして、剪定であるとか、いろいろなことについて、今言ったように、高いところは危険なものですから、なかなかできないですけれども、やっているところがあります。そういった団体がもっとふえていってほしいと思いますし、また、そういった団体に、先ほど言いましたけれども、町内会とか専門に委託するところもあるけれども、そういった団体がもっと活動しやすく、もっと広げる意味でも、何か補助ができるという形はありますでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 国・県の補助事業はないのですけれども、グリーンバンク制度を使えればいいかと思っておりますが、採択されない場合は、市の単独で委託をしているわけですが、そうやって地元の方が管理していただければということでは、非常にありがたい話ですので、一部、いろいろな消耗品とか、かかる経費を支援しながら、緑化活動のお金を利用して、そういった市民レベルで管理してもらうところは支援していきたいと思っていますし、また、例えば、県道などで植わっている場合は、管理者である県の土木事務所と協議しながら、老木とか、危険な場合はそういった対応をお願いするというところで、いろいろなところと連携して対応していきたいと考えております。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 議案質疑でもありましたけれども、森林環境整備促進事業の中で、ゾーニングであるとか、計画づくりということが答弁でございました。先ほど平松委員の質問にもございましたが、森林を実際管理したり、伐採をしたり、または新しく植栽をしたりというか、そういう作業員、作業する人が、実際やろうと思っても、なかなかいないという。こういう税金を使いながらと言ったらおかしいですけれども、計画の中に人材育成、答弁でもありましたけれども、極端なことを言ったら、森林学校ではないですが、そこでしっかり生計が立てられるような、今では都会の人がこちらへ来て、静岡あたりですと、中山間地域に住みついて林業をやっている方もいらっしゃるとか、そういう人材育成に充てるというか、そういう考えはないか、お伺いしたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 森林環境譲与税は、そういった人材育成に充てるということで、使途が定められています。これにつきましては、市が直接学校を開いてというよりも、これは県がそういった人材育成をするというところで考えていますので、県と連携して人材育成をやっていきたいと思っていますし、地元の林業事業体でも、なかなか人手がないということでありますけれども、かなり若手の方、平均年齢が30代くらいというような会社もあって、若手の方が入っているところもあります。そういったところは林業機械を補助事業を活用しながら導入して、どんどん事業を拡大しております。そういった方々、受け手を支援するということは、いろいろな形でやっていきたいと思っております。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 一つの働く場所として、林業でも食べていけると。そのためには、逆に言ったら、木が売れなければまずいものですから、島田地区は特に山林が多いということで、地域の産業と言ってもいいくらいのものだろうと思いますので、働く場所としても、またそういった後継者育成というのを今後続けていっていただきたいと思います。  もう一点、違うことなのですが、林道の維持修繕事業ということで、林道であっても、生活道と言ったらおかしいですけれども、特に林道の場合は、同じ市内だけに限らず、よその自治体の地域とまたいでいる林道もございます。今、そういった部分でいくと、そこが崩れると、補修がされていないところも幾つかあると思うのですが、どこか把握されているところはございますか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 特に伊久身地域とか川根地域、林道ですけれども、生活道となっているところはございます。そういったところにつきましては、一応、林道ですので、我々のほうで維持補修をさせてもらっています。石がガラガラ落ちたりとか、そういうことがありましたら、こちらに連絡があれば、極力すぐに対応すると。仮復旧でも、この辺の予算を利用しながら、生活に支障のないように動いているところです。基本的には、そういうところで何かあれば、川根支所、あるいはこちらのほうに連絡があって、対応しています。特に台風とか、そういった大雨があったときは、そういった通報が非常に多いです。それにつきましては、極力早急に対応するとともに、大きな事業につきましては、災害復旧の補助金、査定を受けて対応しているというところでやっております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) ぜひまたお願いしたいと思いますが、なぜこういうことを言うかというと、少し前ですが、県道が落石で長い間なかなか通行ができなかったと。笹間地区ですけれども、静岡、藤枝へ抜ける道もたまたま通れなかったと。あそこの大平、山みたいな、あそこの道が大変うまいぐあいに通れて、あそこの人は陸の孤島にならずに、そこが利用できたという事実もございます。  常時、そういった要望とかいろいろな声が、現場を全部回れということはなかなか難しいですけれども、なるべく小さな災害のときからチェックを入れていくということは重要なことだろうし、何かのときには本当に林道であれ、生活の移動手段として大変有効的なものですから、また今後もそういった声を聞きながら対応していただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 川根支所もございます。そちらと連携しながら、迅速に対応していきたいと思いますし、林道整備につきましても、引き続き努めていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 先ほどから森林の重要性でいろいろなことをやるという答弁と、質問もありました。1カ所だけ、145ページの一番上ですが、森林施業補助事業だけが非常に今回減っていますが、これは去年まで何かやってしまったから、ことしは減ったとか何か、理由はどのようなことでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 約6,000万円ほど減額しております。これは、今年度、林業機械、1台何千万円もするようなのを3台、導入しております。それに比べまして、来年度は、林業機械の導入が、小さな機械1台分ですので、その辺で約5,000万円ほど、これは全て国・県の補助金でございますので、一般財源は入っていませんけれども、その辺の林業機械の導入事業が減っているということで、これだけの減となっております。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) そうすると、これからいろいろやっていこうというところで、今年度3台買って、来年は少しということですが、これからやるに当たって、数としては大体足りているという。また来年以降、増額しながら要求していくのか、どのような形なのですか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 林業機械につきましては、大きな重機になるのですけれども、タワーヤーダとかフォワーダとかという機械で、何千万円とする機械ですけれども、そういったものを主に使うのは林業事業体、あるいは森林組合ということで、数としては限られておりますので、そういった事業体が毎年何台もというわけにはいかないものですから、その辺の経営を見ながら、要望が出てきます。それにつきまして、国・県に要望して、補助金をつけるということで、年度によって複数台入るときもあれば、今年はないというときもありますけれども、とにかくこの事業を活用して、効率的な林業作業をやっていただきたいものですから、その要望は着実に実施していきたいと思っております。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) もう一つ、別件ですが、非常に単純な質問です。143ページの一番最初の鳥獣被害対策実施隊員の新規事業がありますが、12人の根拠は何ですか。 ○委員長(杉野直樹) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) これは、国がこういう実施隊を組んで、見回りとか、いろいろな啓蒙活動をしなさいということで、制度を提唱しまして、県内で現在、半分くらい、14市町村ほど取り組んでおります。主に鳥獣の捕獲につきましては、猟友会のほうに委託をしていますので、その前段のいろいろな被害が出たときのパトロールとか、地域の方で、例えば、鳥獣の研修会をやりたいと。あるいは、防護柵とか電気柵について現地指導してくださいというような、そういったところの活動をするのが、主に鳥獣実施隊の役割となっております。  それで、12人というのは、島田市内、3猟友会ございます。そういった猟友会の方は非常に鳥獣に対する専門知識がありますので、3猟友会から4人出ていただいて、そういった巡回パトロール等をするときにお願いできる方として、12人をお願いする予定であります。  以上です。 ◆委員(森伸一) わかりました。 ○委員長(杉野直樹) ほかにいかがでしょうか。いいですか。  ないようでしたら、次に、歳出7款商工費、1項1目商工総務費から1項3目企業誘致費までを審査します。  予算に関する説明書は124ページから127ページまで、当初予算概要書は147ページから154ページまでです。  当局からの補足説明があればお願いします。
     菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 商工課から、7款1項2目商工振興費に計上している3つの新規事業について説明をします。資料を配付させていただいておりますので、ごらんください。  1の遊休不動産リノベーション応援事業につきましては、地域経済の活性化を図るため、中心市街地活性化基本計画の対象区域の一部をこの事業の対象区域として、対象区域内で空き店舗、ここに済みません、「等」を入れてください。空き店舗等をリノベーションして活用する者に対して補助金を交付しようとするものです。  対象区域は、本通一丁目から七丁目、大井町、扇町等の一定区域、本通り周辺と駅周辺を考えております。  対象となる空き店舗、ここにも「等」を入れてください。対象となる空き店舗等は、2カ月以上、空き家または事業に供されていない店舗で、対象者は、新規に出店する者及び新規に出店する者に貸与する者です。  対象事業は@の業種で、事業継続期間3年以上、営業時間週4日以上、午前10時から午後5時までの時間帯に3時間以上の事業とします。  対象経費は@の工事費で、対象経費の2分の1以内、100万円を限度に補助します。  2の中小企業・小規模企業振興推進会議運営事業の主な内容は、中小企業・小規模企業の実態調査です。目的は、条例に規定したとおり、中小企業者の抱えている課題や実態を把握して、施策に反映させることです。2,000事業所を対象にアンケート調査を行い、回答があった事業所のうち100事業所を対象に、さらに詳しい聞き取り調査を行う予定です。  調査項目につきましては、現時点では記載のとおり考えておりますが、中小企業・小規模企業振興推進会議の委員の意見等を参考に決定します。  裏面をごらんください。3のプレミアム付商品券事業は、消費税増税対策で行う全額国費の事業です。購入対象者は、市内の住民税非課税者と、3歳未満の子が属する世帯の世帯主です。購入限度額は2万5,000円で、対象となる子供の人数により限度額が変わります。9月末からの販売を予定しています。  商品の販売手順、ここに記載したのは、住民税非課税者についてですが、市が対象者に通知し、通知を受けた市民が市に申請をします。その後、市が審査結果を通知するとともに、引き換え券を発送し、引き換え券と交換で商品券を販売します。3歳未満の子が属する世帯については、申請方式をとらず、初めから引き換え券を送付します。商品券は10月1日から、市内の金券登録店で使用することができます。  その他として、消費喚起の測定効果として、アンケート調査を実施する予定です。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 説明は終わりました。  では、委員の皆様、何かありましたらお願いします。  平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 企業誘致の予算が大分少なくなってきましたけれども、どこが来る、どのようになるというのは、今、状況はどんなふうですか。 ○委員長(杉野直樹) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) これはあくまでも補助金の制度の話ですので、減額になった理由としましては、今年度は2件が実績としてございました。来年度は、1件だけを見込んでいるということでございます。  今後の見込みという話なのですけれども、市内全域、どこでもこれは補助金として活用できるものですので、企業の動きに合わせて予算を計上していくというのが、この補助金の制度の運用の仕方ということになっております。  ですので、何件誘致を目指して、それを補助金で計上していくというものではなくて、事前に金融機関等を通じて、こういった企業が新しい設備をつくっていきます、あるいは市内で実際に経営をされている企業が、別のところに工場を建てますというものも対象になってくるものですから、一概にこれが将来的にどういう計画かということは現状では申し上げられないというのが現状です。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 金谷のところ、既に終わると思いますが、あそこは今、どのような状況ですか。 ○委員長(杉野直樹) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 現状では、堤間地区と牛尾山地区の開発を進めているというのが現状でございます。堤間地区につきましては、この3月末から募集を開始したいと思っております。先行して募集するのは、堤間地区のうちのおおよそ半分少し切るのですけれども、そこに2区画用意をしようということです。順次整備を進めていくので、将来的には、堤間地区の、来年度は残りの半分、それから、牛尾山地区につきましては、埋蔵文化財の調査等々が終わった後、整備が終わった後に分譲していくという計画ですので、そのような形になっております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 聞くところによると、何件かお話があると聞いていますが、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 募集等、業者の選定につきましては、実は土地開発公社のほうで行うことになっております。市の事業としてではなくて、土地開発公社の事業として実施をしていくというのが前提にはございますけれども、金融機関からのお問い合わせ、それから、事業者からのお問い合わせが複数件ございます。最終的には、先ほども言いましたように、募集要項というものを定めまして、事業者を選定していくという形になります。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 今後、いろいろな企業が上向きではなくて、下降線に沿っていくようなことになるのだろうと私は思っています。だから、早くどんどん決めていかないと、また売れ残りになるのではないかという感じもしていますので、できるだけ決めないと、誘致をするように努力しないと、どこも誘致をしたい市町が多いわけです。普通のように、この金額で「はいどうぞ」とやっていても、なかなか来るものではないから、その辺を十分考えて、商法として、どのようにやれば来るかというのを十分検討して、売り出してやってください。 ○委員長(杉野直樹) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 御助言等、ありがとうございます。売れ残らないように頑張っていきたいと思っています。 ○委員長(杉野直樹) 横山委員。 ◆委員(横山香理) プレミアム付商品券の件なのですけれども、これは難しいかもしれないのですが、例えば、島田商店街とアピタなどで買う分と、縛りがあったほうがいいのかと。波及効果をあれするために、そのようなところもあってもいいのかと思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 商品券が使える、金券が使える対象の店舗を限定するとか、あるいは、どこかに制限を設けるとか、そういったことについては、そうした制度設計をした場合には、国が補助の対象としないということですので、あと、もう一点は、消費者から見た場合に、恐らく通常買い物をしているところで、商品の下支えということですので、買いたいだろうということを考えても、制限できたとしても、あまりすべきではないのかなと考えます。  一方で、にぎわい商店街支援事業補助金というのがありまして、何かキャンペーンを打って、チラシとかイベントを行ったりとかという場合の補助がありますので、そこを使っていただいて、売り上げを伸ばしていただくということを考えております。 ○委員長(杉野直樹) いいですか。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 2点、質問いたします。概要書の149ページなのですけれども、一番最後で、ビジネス応援事業ということで、限度額50万円で、マックス50万円だとすると、300万円なので6件分と考えられるのですけれども、実際、今年度の300万円の実績はいかほどなのでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 今年度は3件ほどだったと思います。これまでは、昨年もその前も、ちょうど使い切っている状況ですけれども、ことしについては、申請したけれども、取りやめたりというものもあって、3件と記憶しております。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) その3件は、市内は全部なのですけれども、旧市街とか、場所的にはどの辺の方ですか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 市内ということであれば、その中での地域の限定というのはありません。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 続きまして、次のページの新規事業なのですけれども、島田市中小企業・小規模企業振興推進会議の運営に要する経費ということで、800万9,000円あるのですけれども、この内容について説明をお願いいたします。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) そのうちのほとんどが、先ほど説明申し上げました中小企業・小規模企業の実態調査、これが800万円、あと、旅費と使用料、賃借料ということになります。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 実態調査というところなのですけれども、どういった内容のものを調べるのでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 先ほどの資料の一番下に、項目としましてはこれだけ、@からGまで記載させていただきましたけれども、先ほど申し上げたとおりですが、これはまた条例を具体化する推進会議の委員の意見を聞きながら、あるいは他市も参考にしながら、この項目については変わってくる可能性がありますけれども、そういった進め方で調査項目を決めて、(2)の概要、2,000事業所を対象にし、さらに100事業所を詳しくヒアリングを行ってと考えております。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) この内容はいいのですけれども、その結果からどういったことを求めていくとか、そういったものはどうなのですか。具体的なところで。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 結果を見て、市の施策と照らし合わせて、結果で課題が出てきますので、市が今行っている施策が課題に対応できているかどうか、課題があるということは、できていない部分が恐らくあると思いますので、それについて予算化すべきものは予算化するというふうに考えております。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 今やっている会議の補足資料というか、資料集めという流れの中での新規事業ということですよね。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) そのとおりです。こういった調査をして、運営するほうが、いろいろな意見も出ますし、具体的に振興策というのを考えていけるものですから、会議の設置のほうが先だったのですけれども、予算化して調査をさせていただくということです。 ○委員長(杉野直樹) そのほか。  森委員。 ◆委員(森伸一) 先ほどの遊休不動産リノベーション応援事業との関連ですが、内容はここでわかりました。それで、例えば、外部から新規に出店をするとかどうのということで、ここに店をまたふやそうという計画だと思いますが、この予算の上のほうには、要するに、島田の商店の事業者がお互いに何か考えて、商業活性化を目的として頑張っていきましょうという商業活性化支援事業等があります。今回のこのリノベーションの新規事業については、商店街の人たちとはどの程度話をして決まっているのか。これから進むのか。どのような感じなのですか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 今、実際に商店街と一緒になって、開業しよう、開店しようという人がいらっしゃいます。ですので、こういった補助制度も考えていますということは話をしております。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 今のお話、今やっている商店街の人とも関連がある話なものですから、ぜひそこら辺、話をしてやってもらいたいと思います。  それで、あと、今回の遊休不動産リノベーションの事業ですが、例の中心市街地活性化基本計画の中で、範囲は少し違うことになっていますが、いろいろやりましょうということとの兼ね合いでいくと、中心市街地活性化基本計画の中に含まれるというか、位置づけはどういう感じで、一部は別々になっていますが、実際はどのような感じでつなげてきますか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) まだ活性化計画はありませんので、今の段階では計画の中の事業ということではありませんけれども、やれることはやっていくということでありますとともに、計画をこれからつくっていったときには、活性化させるための具体化の事業という位置づけになってくると思います。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) それとあと、中心市街地活性化基本計画、去年、一遍やめてというか、ゼロというか、今、またやり直すような形でなっていて、しかも少し予算をふやして、委託料がふえたからかもしれませんが、ここら辺のところ、確認で、どういう意味で経費が、委託料がふえて、どのようなことかという説明をお願いします。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 今年度、まちづくり関係者の協議がなかなか調わなくて、同じところを堂々巡りしていた部分も多かったわけですけれども、来年度につきましては、そこにコンサルに入っていただいて、協議事項の取りまとめだけでなくて、他市の事例紹介、あるいは専門的見地というところから、調整役も担っていただきたいということで、その会議に出席していただいたり、そのための打ち合わせに来ていただいたりという、そういった経費で増額となっております。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 今、コンサルという話が出ましたが、頼もうと思っているコンサルは、他市とか何かでいろいろやっていて、案外実績があるような、そういうところですか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) これから業者は決めていきますけれども、そういった実績があるところにお願いしていく予定です。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 別件で、もう一つ、その下のしまだ音楽広場、いろいろ苦労してつくられて、1年たとうとしていますが、どうですか。利用ぐあいとか、そこら辺のところを聞きたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 稼働率でいいますと、当初、5%、6%という稼働率でした。稼働率というのは、音楽広場の中のスタジオの部分です。それが五、六%だったのが、最近は10%程度、まだまだ低いのですけれども、上がってきてはいます。  一方で、目的の一つとしては、にぎわい創出ということがありまして、その点においては、広場のほうに来られるお子さん、貸し切りでいろいろな目的に使えるわけですけれども、そちらも含めますと、月に2,100人を超えるような人が集まっていますので、にぎわい創出という点で言えば、一定の効果はあったと思いますけれども、まだまだ不十分だとは思っております。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) この練習室を利用する人に聞いたのですが、このごろギターとか、そういうことの練習をするのに当たって、昔は私たち、楽譜を持っていってやったのですが、楽譜はタブレットか何かで、映像とか、Wi−Fiか何かでやって見るような楽譜になっていて、それがあそこで見られるかどうかというのがあったのですが、見られないと聞いた気がするのです。私はそういうことがあまりわからなくて、Wi−Fiか何か、あれはそこで使えるようになっているのですか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) Wi−Fi、スタジオについては、広場については使えるのですけれども、Wi−Fiも使えないことはないのですが、Wi−Fiは使えないかもしれないですね。私もあそこで練習しておりまして、Wi−Fiではなくて、物で使っていたと思います。あそこを閉めてしまうと、届かないというのがありまして、Wi−Fiの機器を設置するかどうかという話もあったのですけれども、そのための穴をあけるということが、防音上、マイナスになってくるという話もあって、Wi−Fiはたしか届かなかったと思います。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) そういうことで、時代も変わって、楽譜ではなくて、そういう映像から行くとなると、そういうことを使ってやりたい人がここを使えなくなってしまうと、せっかくのところがと思いましたので、少し検討してみてもらいたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 済みません、菊池課長、今の森委員ので、御答弁をお願いします。要望されたので、それに対して回答が欲しいそうです。 ◎商工課長(菊池智博) そうですね。もう一回状況を調べて、検討します。 ○委員長(杉野直樹) ほかに。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 商工振興費の中で、しまだ産業まつりと、それから、しまだ夏まつりに補助金が出ていますが、補助先はどちらになりますか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 産業まつりについては実行委員会で、夏まつりについても実行委員会形式で、実行委員会に補助をしております。
    ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 行政のかかわりは、補助金を出すだけでしょうか。どのような関係、どのようになっていますか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 産業まつりにつきましては、実行委員会に市もメンバーとして入っておりまして、当日の本部運営、それから、いろいろなことをやっております。  夏まつりについても、本部にいて、商業者の方と一緒に、いろいろなトラブルがあったときの対応とか、警察もいてくれるのですけれども、そういったことでかかわっております。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 産業まつり等、楽しみにして、大変中心市街地でこういった取り組みはいいと思いますけれども、例えば、初倉であるとか、金谷であるとか、川根であるとかも、同様に産業まつりのような取り組みもされていると思うのですが、そういったところに対する補助というか、行政のかかわりはどうなっていますか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 昔からの経緯というのもあるのでしょうけれども、商工会の事業としてやっているようなイベントもあるものですから、商工会経由で補助させていただいているというイベントも、人的補助も含めて行って、もしかすると、補助になっていないものもあるかもしれませんけれども、基本的には、可能な限り支援をさせていただいております。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) いろいろ合併等があったり、それを商工会が受けていたりとかということもあるかもしれませんが、同様にそれぞれの地域の特色を生かしながら、地域で盛り上げて、夏まつりはどちらかというと、そういう感覚もないものもあるものですから、観光要素を含んだものもございますけれども、行政のかかわりというのを今後検討していくというか、考えていくことはありますか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 産業まつりについても、本来の目的は産業振興ということですので、単にたくさん市民が来てくだされば、それだけでも意義はあると思うのですけれども、そういった目的に立ち返って、もっと違うこともできるのではないか。企業のPRとか、それから、企業の販売促進とか、商業者の販売促進につながるような何かができるのではないかというところで、そういった企画のところで、夏まつりについても、これでいいのだろうかと常に課題を解決しながら、運営に協力していきたいと思っております。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 今の産業まつりのあり方も、企業も入っていますが、販売促進であるとか、商店も入ったりという形になっています。昔を思い出すと、私、設備業をやっていましたが、太陽光熱の温水器をわざわざ会場に持っていって、それを並べて、何もおいしくもなく、契約がとれるわけでもないわけですが、地域の皆さんが自分のやっている仕事を産業として一生懸命PRしてもらったりというので、すごく過去はそのような産業まつりだという感覚もあって、今は性格上、中身も変わってきていると。  それに対して、もとに戻せということではないですけれども、つぶさに行政も把握をしながら、なるべく地域のそういった零細であっても、産業が発展するような、1年に1度の祭りというのが、そういった自分たちが楽しむのではなくて、外にPRするというものだろうと思いますので、どこかでまたかかわっていっていただければと思います。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 答弁は要らないですか。  そのほか、委員の皆様、何かございますか。  ここで、暫時休憩とします。                                休憩 午前11時00分                                再開 午前11時09分 ○委員長(杉野直樹) では、再開いたします。  引き続き、商工費の件で、何か御質疑ありましたらお願いします。  森委員。 ◆委員(森伸一) 1つ細かい話で、頼まれたもので、聞きたいと思います。例の遊休不動産リノベーション応援事業という、この項目の名前ですけれども、リノベーションというのは、リフォームを大きくしたものをリノベーションというのが定義に書いてありましたが、この次の説明だと、リノベーション手法の(2)、大規模改修によらず、建物の用途というと、これ、大規模でなければ、リフォームのほうがいいのかという、言葉のあれは、そのようなことはどうなっていますか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) リフォームという言葉を使ってしまうと、単なる修繕に近いような状況をイメージすると思うので、リフォームという言葉は使えないかと思います。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) これは、ですから、ほかの町などは大体一般的にこういう用途、それとも、島田だけでの話なのですか。 ○委員長(杉野直樹) 菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 近隣は日本語を使っています。 ○委員長(杉野直樹) よろしいですか。  そのほか、委員の皆様、いかがでしょうか。よろしいですか。  では、次に移りたいと思います。次に、歳出7款商工費、1項4目観光費から1項6目温泉施設基金費までを審査します。  予算に関する説明書は126ページから129ページまで、当初予算概要書は153ページから158ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 補足説明は特にございません。 ○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いいたします。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 155ページの金谷茶まつり事業費補助なのですけれども、昨年より300万円ほど減っているのですが、減った理由というのは何かございますか。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 茶まつり事業につきましては、2年に1度開催することになっております。今年度4月の当初に開催しまして、来年度は実施はしません。その翌年度、年度でいきますと、平成で申し上げますと、平成32年度の4月に開催するという運びになります。  平成32年度の4月の当初に開催することとなりますので、平成31年度中に一部準備のための補助金を交付させていただくと。平成32年度に改めてまた別に補助金を交付させていただくということになっておりまして、前段階での補助金の交付になりますので、昨年度よりも減額になっているということでございます。 ○副委員長(河村晴夫) 了解です。 ○委員長(杉野直樹) ほかにいかがでしょうか。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 同じ155ページです。観光施設管理経費という中で、パラグライダーパークなどというようなことで、パラグライダーをやっている方が自然体験を含めて、いろいろなところを周遊できるようなことという考えを持っているという話も聞いたわけですが、そういった中で、鵜山の七曲りの森林公園、あそこの活用というものがこの中に出ていないわけですが、どのような形になるのか、お伺いしたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) おっしゃるとおりで、鵜山の七曲りに関しましては、今、ここの部分では予算措置はされてはおりません。そうしたことになった経緯でございますけれども、鵜山のキャンプ場の部分を整備していこうという考えを持っておりましたが、現時点では、公共投資という形では、まず難しいと考えたというところです。  そうした中、もう少し全体を見渡した中で、パラグライダーも含めてなのですけれども、アウトドアも含めてという形で、川根地域というよりも、川根本町、そして、静岡市の井川地区を、サイクルの部分と似通ってきているのですけれども、大井川流域という考えのもと、アウトドアをどうしていくかということを考えていきたいということで、今、市単独ではなくて、先ほど申し上げたサイクルツーリズム、これは大井川流域のサイクルツーリズム協議会がございますけれども、静岡市、川根本町、島田市と2市1町で行っているのですが、そういった枠組みの中で、アウトドアをどうしていくかということを考えていきたいという考えを持っておりまして、予算措置については入っておりませんけれども、これからの方向性を決めていきたいようなことで来年度は進めていきたいと考えているところでございます。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) あそこのキャンプ場の敷地以外も含めて、あそこは市で借りているところで、土地はそうだと思いますけれども、周辺の森林というか、川のすぐ横ですが、その地権者も協力していただけるという話も聞いています。地域でもそれに取り組もうという組織もできていると。  個人名というか、名前は挙げませんけれども、地域おこし協力隊の方が川根に定住していただいて、あそこでいろいろな事業を取り組んでみたいという話も聞いております。2月でその期限が切れたものですから、彼も困るだろうと思うのですけれども、今言うような、全体的な計画が策定されるまでは、何の取り組みもできないという理解でよろしいですか。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 民間団体、民間の方々のやる気というものを、やはり観光としても捉える必要があるかと考えております。ただ、一事業者に対して、今現在、アウトドアのことに関してどうするかということはまだ方針としては決まっていないのですけれども、今、大石委員がおっしゃっていただいた、地元の協力、そして、地権者の方々の理解、そして、地域おこし協力隊が2月1日で終わって、地元に根づいていただけるということを伺っておりまして、そうした方々の意識というものをそぐわないような形で、市としてもこれからも引き続きやっていきたいと思うのですけれども、何もアクションをしないということではなく、こうした方々も含めて、今後検討させていただきたいと考えている次第でございます。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 公共投資は、するしないは時間がかかるということですが、組合の皆さんだとか、彼らがそこで、これが一番問題だと思うのですが、早速でも営業活動なり、キャンプ場として人に貸し出したりというようなことが、今の状態ではなかなか難しいのかと思いますが、どうでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) おっしゃるとおりだと思います。ということで、1市だけでは取り組みが非常に難しいところがあるかということで、お隣の川根本町だとか、静岡市井川の方々と、アウトドアのことに関して、民間団体も含めてどう巻き込んでやっていくのがいいのかということを今後議論させていただきたいと思っております。  今、そのようなことを話し合いを持たせていただいておりまして、その場面の中にも、今まで地域おこし協力隊でやっていただいた方も参画していただいて、今後やっていくという予定になってきております。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 井川も含めて広域の中で、川根地域も含めて全体がそういったもので、アウトドアというか、自然体験のものということは大変意義のあることだと思いますが、今言いましたように、地域の力が必要だと。地権者の皆さんの理解も必要なのだといったときに、少し間をあけるとやる気をなくしてしまうというと、今度は母体がなくなるということがあるものですから、そこのところはぜひうまく話を進めながらやっていかないと、せっかくいいものも地域の理解が得られないということになりかねないものですから、ぜひそれは気をつけていただきたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) ありがとうございます。ごもっともなことで、地元の方々との理解、意思の疎通というものを引き続き行いながら進めていきたいと思います。ありがとうございます。 ○委員長(杉野直樹) そのほか、いかがでしょうか。  森委員。 ◆委員(森伸一) それでは、153ページの一番下の、例の島田市観光総合戦略の策定のことで、一般質問とか、議案質疑でいろいろ出ました。そのことに関して質問いたします。  まず1つは、観光戦略のところで、この前、清水議員の質問のところで、外部有識者を含めた委員会をつくるということの返事があったと思うのですが、具体的には、人の名前よりも、どのような人たちをやって、何人ぐらいでつくる委員会になりますか。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) まず、外部有識者となりますと、やはり大学の先生、教授等が頭に浮かぶかと思っております。ただ、そこの部分に関しましては、どなたかということでは、今現在では確定はしておりません。  そして、今、地方創生地方創生ということで、いろいろな外部有識者も入られてきておりますので、そうした委員もされていることなども含めて、民間事業者の方々、特に観光に特化しているような方々等も入れていきたいと考えておりますし、あとは、市民としても公募をしていきたいと考えておりまして、人数、規模等におきましては、まだ正式には決定してきておりませんけれども、10人前後になるというイメージを持っているところでございます。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) それで、いろいろ質問も出たりして、自分も少し疑問があるのですが、観光戦略のことで、別に今回、こういうことをやりますといっても、去年もおととしも似たようなことをやって、観光で稼ぐとか、観光をいろいろやりましょうということで、いろいろやっていたと思うのです。例えば、897.4茶屋をつくるときも、あれもあそこだけで特化せずに、周りとの兼ね合いとか、そのとき、あそこの関係なんか、トコナツ歩兵団も絡んでやっていたと思うのですが、そういう専門業者が今までここにかかわっていて、今度、この観光戦略をやるに当たっては、今までそういうことで絡んでいた業者は、こことの関係はどうなりますか。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) トコナツ歩兵団に関しましては、プロデュース集団という形で、イベントだとか、いろいろな設計をやるような集団だと考えておりますけれども、今回のものに関しましては、一般的にコンサルタントというか、そういった業者にお願いをしながら策定をしていこうかと考えております。  ただ、いろいろな中身に関しましては、体験型のものの具体的なものを提示しながら、このようにしたほうがいいというものも、アクションプログラムとしてのものも出てくるかと思いますので、そうしたイベント的なものもあれば、若干のアドバイスなどをもらいながら、それは有償か無償かは別なのですけれども、アイデアをもらうようなことは可能かと思っているところでございます。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) あと、ずっといろいろな積み重ねで、いろいろなデータというか、島田の観光を活発にするためには、こうやったらどうかとか、いろいろなところで出ていて、今までの積み重ねのことは、やはりここにつなげていかないと、また急に新しいことをやるというのでは余りにももったいないし、今まで市が持っている、関係者が持っていたデータは出して、これにのっとってもう少しやってくれとかというほうが、さらにうまくいくのではないかと思うのです。そういう検証というか、今までのをやってもらうための、そこら辺はできますか。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) もともとこの観光総合戦略に関しましては、具体的なものを提示しながら、こうしたらいいというものも示していきたい、アクションプログラムとして示していきたいということを申し上げておりました。それ以前に、やはり地域が目指す姿をどうしていくのかということを共有することも必要だと思いますし、地域の現状を知るということ、あとは、またかと言われるかもしれませんけれども、改めて観光資源の魅力だとか、誇りだとか、また見直す場面が必要かと思っているところでございます。  さらに、そうしたものを磨かないといけない、ブラッシュアップも必要かということもございます。そして、マーケットをつかんでいくということで、デジタルマーケティングということも必要かと考えているところであります。  そうしたことをしながら、効果的な情報発信をして、また島田に来てもらうという、島田市のファンをふやそうという流れになろうかと思うのですけれども、そうした中で、やはり今おっしゃっていただいたような、これまでやってきたようなものとか、これまであるようなものについて再度検証する必要があるかと。ただ、長い時間かけてやる必要はないかと思うのですけれども、今あるものを使いながらやっていくということは必要だと考えているところでございます。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 少し重複するかもしれないけれども、今までやってきたので、逆に言うと、何が足りなかったのかとか、これをやろうと思ったのだけれどもという、足りなかったものが今回のこの戦略を考える上で出てくれば、意味もさらにあると思いますので、ぜひそこら辺、お願いしたい。しかもこれ、1年でやるのですよね。それで、それをやったのを来年度の今ごろには大体まとめをして出すとお聞きしましたので、それにのっとって、その次の年から具体的にやろうかという理解でよろしいですか。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) まず、検証の部分に関しましては、今おっしゃっていただいたような形で、これまで蓄積したものも活用しながら進めていくという流れになります。  策定に関しましては、今年度、平成31年度でつくっていきたいということで考えておりますので、施策的なものに関しましては、平成32年度からできるようなものはしていくという流れになります。  ただ、平成31年度中も、お金が必要になるものは別になるかもしれませんけれども、補正を打つということもあるかもしれませんが、すぐできるようなものに関しては、すぐにスピードを持ってやらなければいけない部分は取り扱うような流れになるだろうと考えているところでございます。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 観光を、一生懸命稼ぐまちで、商品でもそうですけれども、これはいいのに、ここはいいのに、売りたい売りたい、来てもらいたい来てもらいたいというのが、どうしても人を呼び込みたい、物を買ってもらいたいという発想なのですが、前回、農家の集いだったか、研修を受けたときに、買う人側の立場になって物事を、逆の発想で、これを売りたいのではなくて、何を買いたいのかというか、そういう発想でやらないといろいろなものが解決しないというか、ということは、訪れる人も迎える人も、同じベクトルに向いたほうがいいのではないかというか、今、逆に言ったら、一生懸命こうやって戦略を策定するときに、これがいいのですよ、これはいいですよといっても、来る人が、実は違うのだというと、これは半減してしまうと。  ですから、来る人も、こちらで迎える側も、観光に関してもそうなので、全てですけれども、やはり先ほど外部の有識者というか、いろいろな形がございますが、実際、来たい人というか、そういう人の意見、どのようなものが求められているのかというのが発想にあってもいいだろうと。これはもちろん言葉ではわかっていても、なかなか取り組むのは難しいものですから。  ただ、今回の観光総合戦略に関しては、島田市の将来に重要な稼ぐまちとしての計画だろうと思いますので、ぜひその発想を少し変えられるというか、できれば大きく変えてもらったほうがいいかと思うのですが、そういう取り組みをしていただいたらどうかと。ここにも何人か、その講習というか、研修会に出た議員もいらっしゃいますので、なかなかその頭は変えられないのですが、やはりそういう取り組み、考え方でやっていってもらいたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) よく一般質問の中でも、目標値は何かということの問いがございました。そうした中で、交流人口の客数だとか、所得の話だとかをさせていただいているのですけれども、それとはまた別の考え方として、今おっしゃっていただいたように、要するに、島田に来ていただく、それでお金を落としてもらうということになったときに、今言っていただいたような視点というのは非常に大事なことだと思います。  島田市のおもてなしができるような人がどのくらいいるのかというか、そうした方々をふやすことも必要かと思います。ということは、人材育成の部分というのは非常に大事なことなのかと思いますので、そうした視点の部分でも、観光総合戦略の中ではうたっていくことが必要なのかと考えているところでございます。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) どうしても、議会でもそうですが、目標値は幾つですか、それに行ったから成功です、行かなかったら失敗ですとかという判断をしがちなのですが、今言うように、それに固執してしまうと、どうしてもそれだけのことになってしまうと。それは数字だけの話で、将来的に観光戦略というか、観光で訪れてくれる人の考えは、今、課長が言われたようなおもてなしも含めて、一体どういったものが求められているのか。それは物なのか、心なのか、周りの環境なのかわかりませんけれども、その視点というのは絶対必要だと思います。
     そういった中でいくと、いろいろな新しい戸口が見えてくるのではないかと。先ほど言ったデジタルマーケティングの話もそうなのですが、そういう先進技術を使いながら、皆さんの考え方とか、向いている方向というのをしっかり受けとめながら、戦略を立てていくということが必要だろうと思います。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) ありがとうございます。やはり私もそう思っております。  あとは、市がどうのこうのというよりも、事業者の方、市民の方、そして、企業の方々が結びつけるようなものにもならないといけないのかと思っております。そうしたような、市全体で取り組んで、こうしていくといいというアクションプログラムというものも、ということで策定していきたいと考えている次第でございます。 ○委員長(杉野直樹) よろしいですか。  平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 観光でお聞きしたいと思います。多くの観光、予算がついておりますけれども、私、観光というのは、ものすごく島田市、いい。回るところとか、いろいろあるので、先ほどから皆さん、観光の話がいっぱい出ていますが、オリンピック、マラソン大会とか、パラグライダーとか、今度は自転車とか、そういう部門を観光がやるということは、私、これはスポーツだと思っている。その辺を説明願いたい。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) まず、観光としては、いろいろな分類がされるかと思います。例えば、食だとか、文化もそうだと思います。芸術の部分もあるかと思います。そうした中で、スポーツも分類とすればあるかというような流れになると思います。  そうした中で、これまでの島田市というのは、スポーツにおいてにぎわいを創出していこうという部分が非常に強かったのかと思っております。そうした中で、スポーツに関しての部分は、今現在、教育委員会が所管をするという形になるのですけれども、教育委員会はやはり教育の法律に基づいてやるということで、テリトリーが決められているという部分がありますので、それ以上出していくというのは非常に難しい部分があるのかと。  そうなってくると、やはり市長部局でこうしたスポーツの部分のにぎわいの創出を担当するとなるとどこだろうかといったときには、観光が現時点では適切ではないのかと思って、観光課におきまして、スポーツにかかわる分野に関しても扱わせていただいているという考え方かと思っております。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) ありがとうございます。そして、観光課、大きな予算で、ものすごく島田を観光で売るとやっている中で、人数が少ない中で、その人数でくまなく、多くの観光を手がけていけるのですか。例えば、猿舞とか、まだいろいろこれに載っていない多くの事業があるわけです。観光をうたった以上は、宣伝して人を呼ぶということでしょう。それが100%、スポーツ、オリンピックも今度忙しくなると思うけれども、そのようなものを入れて、仕事が全部できますか。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) まず、オリンピック・パラリンピックのことに関して申し上げていきますと、来年度、新しい課が、文化資源活用課という部分が産業観光部観光課の横に来るという予定になっております。そこの新しい所属におきまして、オリンピック・パラリンピックを取り扱うという形になります。まずそれが1つございます。  もう一つは、済みません、御心配をいただきまして、ありがとうございます。観光課も、いろいろな事業を抱えているという形になって、あっぷあっぷするような部分もあるのですけれども、観光課だけで事業を進めているというわけではございません。産業観光部という名称がもう一つございます。観光課で全てを賄うことができない場合に関しては、部で連携をしながら、扱いながら事業を進めているというところもございますので、おろそかにならないような、できるのかというお話だったのですけれども、そういうような、観光課でできない部分に関しては、産業観光部で賄っていくという考え方を持って取り扱っているところでございます。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) なぜこういう質問をしたかというと、やはりマラソンとか、いろいろ体育協会、スポーツをやっているのが多く参加するわけです。やはりスポーツというのを信じて、みんなスポーツをやっている団体が参加して、中には、なぜ私がやらなければできないのかという人も出てくる中を、どうにか出てもらいたいとお願いしてやっているわけです。そんなもので、何かそういういろいろなものに出てもらうのに、まだほかのスポーツ、なかなか難しいもので、今、そのように聞かせてもらったのだけれども、わかりました。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 済みません、ありがとうございます。  もう一つ、先ほど言い忘れました。申しおくれました。課ができない場合は部でという話をさせていただきました。ただ、先ほど平松委員におっしゃっていただいたように、特にマラソンなどは、市職員だけではなくて、民間の方々の活力をいただきながら、ボランティアとして参画をしていただきながらできているということもございますので、民間の力、市民の力というものも活用させていただきながら、一緒になってやっていくということも必要かと考えているところで、今も実際やらせていただいているというところでございます。 ◆委員(平松吉祝) ありがとうございます。 ○副委員長(河村晴夫) 委員長。 ○委員長(杉野直樹) オリンピック・パラリンピックの件なのですけれども、オリンピックの取り組みはよく見えてくるのですが、パラリンピックの取り組みはどのようなことをする予定なのか、教えてください。 ○副委員長(河村晴夫) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 実際のところ、正直なところ、オリンピック・パラリンピックという名称で合宿誘致を推進していったという流れになっているのですけれども、そうした中で、とんとんとモンゴルのボクシング、そして、シンガポールの卓球が決まってきたという流れになりました。  パラリンピックという名称がございますので、パラリンピックの取り扱いについてはどうするかということを内部で議論させていただいたのですけれども、現時点では、この2競技の部分に関して、合宿を受け入れる部分に関して、観光課が担当しているのですけれども、精一杯だと考えているところでございます。  合宿に関しては、現時点ではこの2カ国で終了して、あとは今後、オリンピックのレガシーとしてどのようなものを残していけるのかということを、来年度以降、検討するという形になっております。  ということで、そういったレガシーの部分で、オリンピック・パラリンピックの部分に関しての島田市への今後の生かし方というのは、これから考えさせていただくという流れになってくると考えております。 ○副委員長(河村晴夫) 委員長。 ○委員長(杉野直樹) 今回の東京オリンピックに限っては、パラリンピックも今までにないぐらいの盛り上がりを見せているような報道がされております。そんな中、島田市が今回誘致を断念せざるを得ないということですけれども、レガシーという部分で発信していくという手法をとるという話ですので、そのような中でも、やはりユニバーサルデザインとか、いろいろな方が過ごしやすい、住みやすいまちというところをアピールするためには、そういったところも力を入れているところを十分外にアピールして見せていただきたいと思いますので、そこも今回、誘致には至らないのかもしれないですけれども、きちんと発信いただけますようお願いいたします。 ○副委員長(河村晴夫) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 済みません、今、特出しで、オリンピックの合宿誘致については、この2カ国でということで申し上げました。そして、レガシーの部分で、オリンピック・パラリンピックという部分で申し上げさせていただいたのですけれども、今言っていただいたようなところが非常に大きいと思うのです。  そうした中で、具体的に申し上げますと、神座にお住まいになっていたパラリンピック、車椅子バスケットボールの藤本さんのように世界的に活躍をされている方もいらっしゃいます。そうした方々も島田市出身でおりますので、パラリンピックだけではないと思うのですけれども、そうした方々を御紹介しながら、パラリンピックの部分に関してのレガシーというか、残していくという部分というのは必要かとは捉えておりますので、改めて申し上げさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(杉野直樹) お願いします。  そのほか、いかがでしょうか。  では、ないようですので、次に、歳出8款土木費、1項1目土木総務費から3項2目河川維持改良費までを審査します。  予算に関する説明書は128ページから133ページまで、当初予算概要書は157ページから168ページまで、参考・図面は272ページから283ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 補足説明はありません。 ○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 159ページ、今回、なかなか話題になっておりますけれども、水路橋の通行監視事業ということで、包括業務委託ということで予算が計上されています。今までは直営というか、市の嘱託員が行っていたということでよろしいですか。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 嘱託職員にお願いしておりました。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) この委託先というのはわかりますか。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 個人で募集をかけまして、お願いをしているということであります。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 要は、この予算が通って、4月からは委託するということでしょうから、その委託先というのは把握されていますか。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 委託先のほうはまだ定めておりません。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) それはそうです。というのは、4月1日から、道路はずっといつも動いているわけで、一体それは、その間、委託先が決まるまでは誰がやるのかという、素朴な疑問でございます。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 4月から9月までにおいては、今までどおり個人にお願いした嘱託員にお願いしまして、包括委託については、10月1日からということで考えております。 ○委員長(杉野直樹) よろしいですか。  森委員。 ◆委員(森伸一) これに関連して幾つかお聞きいたします。きのうからいろいろ幾つか教育のほうでも出ましたが、その答弁で少し足りないとか、もう少し聞きたかったというところが幾つかありましたので、確認でさせてもらいます。  まず、今、個人で水路橋のことをお願いして、雇っている方が何人かいらっしゃって、その人たちは今までどおり、9月までは今の形でやって、包括で10月という形で出てきているのですが、もし包括になった場合に、この人たち個人の賃金は同じか、変わるか、どちらですか。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 今、聞いているところなのですけれども、実際には、委託先の会社の賃金表によるということになると思いますが、今働いている方が同じように勤めるようなことでお願いしているところでありまして、処遇についても同等の処遇でお願いしたいということで話を進めているということでございます。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 同等ということは、同じぐらいでいくと。上がるとは限らない。同じぐらいだと。下がることはしない。それでいいですか。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 今働いている方の賃金は変わらないということでお願いはしておりますけれども、実際には、委託の管理費とか、今、6名で監視を回しておりますが、その中の1名を責任者としてやっていただくということも言われていますので、その分の単価は少し上がるということは推測されますけれども、先進事例を見ても、賃金は同じにしているということで伺っております。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) では、もう一つお聞きしますが、この10月に包括をやらないと、おくれると、何か次に同じ包括というか、そういう委託にするにしても、お金が高くなってしまうから急ぎますという話が前回、きのうも出ています。それで、要するに、私が聞いていると、どうも例えば、来年の4月から公会計の、今、もう一つのほうのやり方に入っていくと、ひょっとすると、少し給料が条件がよくなると。だから、例えば、来年の4月からそちらのほうをやって、業務委託ではないほうでやっていくと、少しお金がふえたりするから、2年目にもし業務委託するならば、もとのお金が少しふえているので、多分、何倍にもなると思うのですが、10月はやめて、来年の4月からやりますというならば、基本的なお金は変わらずにいったところの計算になると思うものですから、別に10月にやらなくて、来年の3月というか、半年おくらせて、もう少し議論してどうするか決めて、もしやる場合でも、来年の4月からやる分には、お金の面での差額はそれほどないのではないかと思うのですが、そこら辺はどうなのですか。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 今年度、計画では9月までということなのですけれども、それを1年通しで同じように嘱託員として働いていただくということになれば、予算的には同額の予算と考えております。 ◆委員(森伸一) というか、それは当たり前で、いいですが、来年の4月に今度業務委託というか、今言っている包括の、その関係が入ってくるときは、別にことしの10月からやらなくても、計算上は来年4月からも一緒と思っていいですよねということです。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 半年前倒しということでやらせていただきますけれども、かかる経費については、前倒しにしたから安くなるとかということではなくて、来年の4月からやるにおいても、月数で違ってきますけれども、年間を通してでは同じになるとは考えておりますが、ただ、今回、我々のところの橋の管理員については、協議をしていく中で、包括委託に移行しやすい業務であるということで、うちのほうでエントリーをさせてもらったという経緯はあります。  以上です。 ◆委員(森伸一) わかりました。 ○委員長(杉野直樹) 三浦都市基盤部長。 ◎都市基盤部長(三浦洋市) ただいまのことを少し補足というか、追加させていただきたいと思いますけれども、この業務につきましては、市全体の臨時職員、嘱託員をどうするかという議論の中で、幾つか先行して半年前からやってみる業務がどのくらいあるだろうという選択の中の一つとして選んでいただいて、皆さん、半年早く取り組んでみようということで、今回、予算要求をさせていただいたものです。  ですので、いわゆる先駆タイプというか、で入ったものでありますので、言い方は難しいのですけれども、市のそうした方針に基づいているということで理解をしていただければと思います。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 済みません、先ほど9月まではということで理解していますが、やられる方の年齢とか、逆に言ったら、有資格者なのか、どんな方なのか、大方で結構ですが、教えてください。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 橋の管理員ということで、門のあけ閉めと交通量のチェック等をしておりますけれども、特に資格を要する業務ではございません。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) あと年齢層です。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 済みません、年齢層ですけれども、皆さん、6名いますが、60代から70代の方が5名、あと、40代の方が1名ということでなっております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 市で全体を決めて、包括に移行するということなのものですから、そんなことは考えていないかもしれませんが、例えば、先ほどシルバー人材センターのいろいろな委託事業がございましたが、そういったところに委託するという考えはなかったか、お伺いしたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 今回、包括委託ということのお話でございましたので、我々のところの業務だけではなくて、ほかの部課の担当する業務も含めての包括委託の業務委託の中の我々の橋の管理員の業務ということでありましたので、我々だけがシルバー人材ということで委託するのは難しかったと思います。  実際、シルバーにも、このときに検討して概略の予算的なものをはじいていただいたのですけれども、少し予算が高過ぎたという実態はあります。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) よろしいですか。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 水路橋の管理の事業なのですけれども、今、シルバーへの委託の検討もあったという話なのですが、そもそも自動化にするとかという案は当初からなかったのでしょうか。ないかというか、そういうのはできないのでしょうか。無人化。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。
    ◎すぐやる課長(田崎武明) 物理的に自動化にということは、門を自動で開閉してとかということは可能ではあるかと思いますし、少し検討はしたのですけれども、それは以前という話だと思うのですが、やはり施設的な経費とか、時間で右岸から左岸、左岸から右岸へ一方通行で通すということもありまして、人の目で監視するのがよりよいだろうということで、今の業務の形態になっておるという認識でおります。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 以前の結果、そういうことは難しいという話だったのですけれども、今現在の技術であれば、事故があっては困るという前提のものなのかわかりませんけれども、技術的には、私も専門家ではないので、わからないのですけれども、簡単というと失礼なのですが、安易なところでの操作でできるのか。そのための費用というのはかかるかと思うのですけれども、ただ、人件費を比べますと、10年でも4,000万円とか5,000万円かかるわけで、そういうことを考えると、誰も文句も言わないし、自動的に安全で通行できるということであるならば、そういう選択もあるのかという気はするのですけれども、その選択の業務はあれなので、ただ意見として言わせていただきます。 ○委員長(杉野直樹) 田崎すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(田崎武明) 貴重な御意見をありがとうございます。運用の仕方も必要なのですけれども、橋の所有者であります農水省というか、関東農政局の橋をお借りして一般の通行をさせていただいているというところがありますので、その辺との協議も出てきますので、その辺のハードルがどのぐらい高いかというのが出てきますけれども、少し検討する必要はあるかと思っております。 ○委員長(杉野直樹) その他いかがでしょうか。  では、今、ちょうど切りがいいので、ここで暫時休憩にします。                                休憩 午前11時55分                                再開 午後0時57分 ○委員長(杉野直樹) では、再開します。  当局側から発言を求められております。  堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 6款1項4目の茶業振興費に関して、平松委員と杉野委員長から質問を受けた件で、一部答弁ができなかった部分について補足で説明させていただきたいと思います。  まず平松委員から、お茶の抜根の関係で、反歩当たり、1,000平米当たり5万円の補助があるということですけれども、件数の実績です。これは国の補助制度ですが、平成30年度の実績としては島田市内で10件、面積で約1ヘクタールございます。また関連で、茶園の整備といいますか、荒廃茶園の関係ですけれども、それを他作物に転換するという制度を利用されている方が1件、35アールほどあります。ちなみにどのようなものに転換しているかというと、野菜、サツマイモ、落花生、小豆、あるいは果樹、香花、榊等に転換して取り組まれている事例があります。  それから杉野委員長から、茶工場の補助事業について、市の単独のつけ回しがあるところはあるかということで、先ほど川根本町で10%というふうに答弁しましたけれども、20%のつけ増しでございました。  それから、県内ではほかに、静岡市も制度としては20%つけ増しがあるということで、確認できているのはその2市町が、つけ増し制度がございます。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) そのほか。  菊池商工課長。 ◎商工課長(菊池智博) 午前中の6款2項2目林業振興費中、木材事業促進事業に関連して、平松委員から新築住宅に対する100万円の奨励金というお話がありまして、確認しましたのでお伝えします。  平成14年度から19年度までの6年間、地域経済活性化対策奨励金という名称で金券を支給しておりまして、平成14年度から17年度までの4年間については100万円、最後の2年間は50万円ということで、支給しておりました。商工課で行っておりました。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 今の報告の件で、何かご質疑等ございますか。  ないようでしたら、次に歳出8款土木費、4項1目都市計画総務費から4項8目新東名IC周辺地区開発費までを審査します。  予算に関する説明書は132ページから137ページまで、当初予算概要書は169ページから174ページまで、参考・図面は284・285ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 補足説明は特にございません。 ○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いいたします。  平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 5目公園整備費で、134ページからになっています。ここに向島町公園整備事業費となっていますが、この7,338万3,000円は、補助金か何か出ての金額ですか。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) これにつきましては、県費補助をいただく予定になっております。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 何%ぐらいですか。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 事業費のうち、緑化にかかわる事業費の2分の1と聞いております。樹木を植えたり、芝生を植えたり、そういった事業費で、公園の遊具、施設については対象にならないということです。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) この事業は全部緑化に関した事業ですか。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 来年度につきましては、市として造成工事に入ります。あと、用地費についても含まれています。来年度、再来年度で全て完了する予定でおります。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 造成はどれぐらいかかるのですか。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) ここに内訳が書いてありますけれども、工事請負費が3,750万円です。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) そこで、公園整備事業費というのは、たまたま向島になっていますが、大井川の河川敷もそうですよね。公園に入るわけですよね。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 大井川の河川敷につきましては、大井川緑地ということで都市計画上、緑地公園になっておりますけれども、維持管理につきましては、ただいまスポーツ課でやっております。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) そうすると、緑地公園には建物がありますね。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 大井川緑地につきましては、大井川の河川敷内ということで制限されておりますので、現状ではトイレ等簡易的な施設だけだと思われます。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 野球場とかサッカー場も緑地公園になっていますね。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 球場とサッカー場につきましては大井川緑地ではなく、横井運動場公園になっています。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 名目はそうでも、公園の中の一角になっていますよね。公園の中に建っているわけですよね。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 運動場公園ということで、公園には変わりありません。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) そうすると、サッカー場や野球場を修理するのに、この前も市のお金を使っていると思うのですが、補助金が出るというのは知っていますか。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) うちのほうの管理ではないものですから、球場等の補助金についてはうちでは調査しておりませんので、明確なことはわからない状況です。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) この公園も向島町公園もそうですが、建物を建てるのに、公園の中は国から50%補助金が出ることになっているというのは、知っていますか。だから、先ほどこの建物が幾らぐらいかかるか聞いたのですが。その辺をお伺いします。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 国の補助金をもらうということになると、それなりの規模がなければ下りないということで、先ほど説明した向島町公園につきましても、面積的に国の補助金はもらえない規模だということで、県費補助が何とかもらえるような状況です。  球場等の改修につきましてはそれなりに大規模な工事になると思われますので、調べれば国庫補助事業の対象になるということも十分考えられますけれども、内容的にはうちのほうで調べていないものですから、この場では明確なお答えはできないような感じです。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) それでは、野球場とかサッカー場は、半分補助金が出るということですね。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) うちのほうとして管理していないものですから、調べてもいないものですから、出るかどうかはここではわからないです。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) これは出るので、また一般質問でさせてもらいますので、よろしくお願いします。 ○委員長(杉野直樹) ほかに何かありますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) 今、公園の話が出ましたので、その上のところで公園の長寿命化のことでお聞きします。これは順次、都市公園の施設を少しずつ直していくというお話は聞いておりますが、例えば町の公民館の横にちょっと遊具が置いてあるような場所も幾つか、これとは別の場所であるのですが、それらの遊具を直す、古くなってどうのということについては、市としては何か、例えば補助金をやるとか、そこら辺の現状を知って、こちらも回らないといけないなというような考え方はありますか。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 公民館等にあります市の土地でない公園につきましては、ちびっこ広場という部類に入りまして、子育て応援課のほうの管理になっております。そちらのほうで本来管理すべきものなのですけれども、専門的な知識を持っているということで公園係のほうで毎年、遊具の点検委託については行っております。遊具の点検委託の結果、危険だということになれば使用禁止にしたりしておりますけれども、あくまでもちびっ子広場におきましては、地元で管理する土地で、地元のものだということで、今のところ補助金等は出ていない状況です。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 小さい町だとお金もないものですから、ちょっと直そうと相談があれば、相談にのるぐらいの感じで理解してよろしいですか。 ○委員長(杉野直樹) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) うちのほうで毎年点検はしていますので、相談していただければ、どういうふうに修繕するかとか、どれぐらいかかるかとかは十分対応できると思います。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 169ページの、先ほど債務負担行為でも出てきた立地適正化計画の策定という、今度、都市計画マスタープランの改定で、こちらの話になっていますが、ちょっとくどいかもしれないですが、もう一遍、今年度やることを簡単にご説明を。 ○委員長(杉野直樹) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 今年度とは、平成31年度でよろしいですか。  立地適正化計画につきましては、2カ年度の計画ということで予定しておりまして、ことしは立地適正化計画のまちづくりの方針ですとか、エリアをどの辺にしていくかというあたりを中心に検討していきたいと。基礎的な調査もあわせて行いますが、そういったところを中心にやっていきたいと考えております。  その次の年度につきましては、具体的な立地適正化のための各誘導施策ですとか、地域、そのエリアに入ってくる皆様との話し合い等を進めてまいりたいと考えております。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 今、エリアというお話が出ましたが、前に都市計画マスタープランのエリアを見せてもらったら、中心市街地の活性化を考えているエリアとちょっと区切りが違ったりしてどうかなと、おととしごろ質問もしたと思います。そうすると今回、エリアをまた見直すというか、見たりするというお話がありましたが、それは中心市街地の活性化計画とも連動してやっていく形になりますか。 ○委員長(杉野直樹) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 中心市街地活性化のエリアは、どちらかというと大きいかと、私たちサイドでは思っているものですから、その辺のすり合わせをしていきたいというのが、来年度の作業になると思います。 ○委員長(杉野直樹) その他、よろしいでしょうか。  ないようでしたら、次に歳出8款土木費、5項1目住宅総務費から5項3目建築指導費までを審査します。  予算に関する説明書は136ページから139ページ、当初予算概要書は175ページから178ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。
     秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 補足説明はございません。 ○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いいたします。  森委員。 ◆委員(森伸一) 177ページのわが家の専門家耐震事業のところで、今回減額してありますが、本当はもう少しやってもらいたいのだけれど、なかなか実績がなくて、100件ぐらい行かない状態なのか、この診断が大体終わりつつあるのか、そこら辺の減額された理由の説明をしてください。 ○委員長(杉野直樹) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 実際には、一昨年度ぐらいまでは、100件を超えるような診断件数がございました。今年度、現段階で94件という実績が出ております。こうした実績を踏まえて、今回予算計上をさせていただいたところでございます。  ただ、まだ昭和56年5月以前という木造住宅は市内にあると認識しておりますので、今後もPR等は続けていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(杉野直樹) その他よろしいですか。  では、次に行きます。歳出9款消防費、1項1目常備消防費から1項4目防災費までを審査します。  予算に関する説明書は138ページから141ページまで、当初予算概要書は177ページから184ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 補足説明はございません。 ○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 181ページの消防施設資機材整備事業というところで、土のうステーションを3カ所つくるということですが、まずどこにつくる予定かお伺いします。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 今年度、予算上予定しているところが、島田消防署の敷地内、初倉公民館の敷地内、金谷庁舎の南側の三代島1号公園の中でございますが、金谷につきましては庁舎周辺の関係もございますので、調整をしていく必要があると考えております。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 地域の自主防であるとか町内会、自治会で、自主的に土のうステーションをつくっておくべきだという話もあります。それは自分たちで用意をしたいのだと。そういった場合にはどういう対応をしていただけるか、お願いします。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 市のほうでは従来、役所に1カ所、土のうを臨時でつくって置いておきました。昨年からは金谷庁舎の周辺と、川根の水防倉庫のところ、初倉公民館のところへも臨時的に置かせていただきました。ということで、まず市のほうでは常設の土のうステーションを設置するということで、例えば台風が近づいてくる前に、土のうを100袋、200袋ということで準備させてもらうと。地元の方には当然お知らせしますので、事前に取りに来ていただいて、地元の公民館なり、集会所などで保管していただくようなやり方でお願いできたらと思っています。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 要は自助の部分で、公的なものを取りに行くのではなく、自分たちで土のうのつくり方も含めてストックをしておきながら、即座に近隣の沢であるとか、すぐに取り組みたいという考えを持っているということだと思うのです。そういった意見があったら、あくまでも公的は公的で必要ですが、自主的にやるものにも臨機応変に対応していただくということもお願いしていきたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 本当に差し迫ったときなどは、小学校の砂場の砂を活用してくださいということで、教育委員会ともいつも調整しています。取りに行くような余裕がないときなどは、そういった活用の仕方もあるということを補足させていただきます。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 概要書の177ページ、消防署のところで、一般質問で関連のところを確認したのですけれど、もう少し詳しく確認させていただきたいと思います。静岡市への消防事務委託料ということで、昨年より1億円ふえているわけですけれども、この金額の増加につきましては、一部退職金も含めているというお話だったのですが、これは間違いございませんか。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 副委員長おっしゃるとおりです。まず約1億円ふえている理由につきましては、退職金が平成30年度が1人に対して31年度は5名と、4名分ふえているということで、これが約8,000万円弱です。あとは車両の更新の関係がございまして、この増額分が約1,660万円、合わせて約9,660万円となりますので、これがほぼふえた理由ということになります。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 退職金ということになりますと、市のほうで積み立てているというとあれですが、職員退職手当基金繰入金というものがございまして、当然、消防署職員の方もこれに該当していると思うのですけれど、この基金からの繰入というのはないのでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) ここへの充当はございません。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) それはどうしてやらないのでしょうか。静岡市に行ったとき、人件費というものに関しては全て島田市が負担するものだと聞いているのですけれど、退職金についても島田市の給与の一部であるならば、退職手当基金の該当に含まれているのではなかろうかと思うのですけれど、それを充てないというのは何かシステム的に、しないということなのでしょうか。一般財源か、そちらからの繰入金かの違いなのですけれども、なぜやらないのかわからなかったので、教えてください。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 申しわけございません。ちょっと確認させてください。 ○委員長(杉野直樹) ほかに何かございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) もう一度、防災のほうでお聞きします。181ページ、自主防災組織育成事業です。防災は、先進的にやっているところと、あまりやっていないところという差がつきつつあるという話もお聞きしていますが、この自主防災組織育成事業の内容、啓発とか、育成とかあるのですが、遅れているようなところを何とかしたいということもあるのか、それとも毎年同じように、誰か来たときに何か研修会などの費用になっているのか、その内容を説明してください。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 自主防の育成の関係につきましては、自主防災組織への補助金が1,500万円の予算を取っております。金額的にはそこが大きくなります。あとは資機材の貸与するもの、濾水機ですとか、可搬ポンプとかそういった貸与するものが予算としては大きいです。  自主防によって、多少レベルというとあれですが、熱心なところと余りそうでないところは現実にございます。一方で、例えば田舎のほうの小さな集落といいますか、そういうところはそもそも生活していること自体がの自主防組織の役割を果たしているようなことにもなるものですから、一概に補助金を活用していないから遅れているとかいうことにもならないと思っています。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) この文面が育成とか啓発というものですから、そういうものかと思ったのですが、今のお答えだといわゆる普通の補助金、何か借りたときの補助ということで、それでは具体的に研修とか何かということで少し勉強してもらいましょうというのは、別の予算に入っているのですか。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 自主防災組織のほうでは、地域防災リーダーの育成ですとか、防災講演会を開催したりというソフトの部分の事業も行っております。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) その費用はこの中の予算で、どこかに入っていますか。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 概要書でいいますと、181ページの自主防災組織育成事業の中にそういったものが、補助金も含めて入っております。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) ここで1,549万2,000円の予算になっていて、補助金が1,500万ちょっと、残りは49万、少な目になっていますが、それが今言った研修などの費用になると理解してよろしいですか。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) はい、そのとおりです。 ○委員長(杉野直樹) ほかに何かございますか。よろしいですか。  では、次に行きます。歳出11款災害復旧費、1項1目農林業施設災害復旧費及び2項1目公共土木施設災害復旧費を審査します。  予算に関する説明書は152・153ページ、当初予算概要書は211・212ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 補足説明は特にございません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  なしでよろしいですか。  ないようでしたら、次に歳出廃款、諸支出金を審査します。  予算に関する説明書は154・155ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  杉本水道課長。 ◎水道課長(杉本隆良) 補足説明は特にありません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  よろしいですか。  では、歳入に入りたいと思います。歳入13款分担金及び負担金、1項1目衛生費分担金から2項3目土木費負担金までを審査します。  予算に関する説明書は48・49ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  杉本水道課長。 ◎水道課長(杉本隆良) 補足説明は特にありません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  よろしいですか。  次に移ります。歳入14款使用料及び手数料、1項3目2節清掃使用料中、伊太住宅団地第一汚水処理場使用料から2項4目土木手数料までを審査します。  予算に関する説明書は50ページから55ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 補足説明はありません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  よろしいですか。  次に、歳入15款国庫支出金、2項3目2節清掃費補助金から3項4目消防費委託金までを審査します。  予算に関する説明書は56ページから61ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 補足説明はありません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  よろしいですか。  では、次に、歳入16款県支出金、2項3目2節清掃費補助金から3項6目1節権限移譲事務交付金中、地球温暖化防止条例施行事務交付金までを審査します。  予算に関する説明書は64ページから69ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 補足説明はありません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。
     よろしいですか。  ないようでしたら、次に歳入17款財産収入、1項1目1節土地貸付収入中、行政財産土地貸付収入(危機管理課)から1項2目1節利子及び配当金中、温泉施設基金利子までを審査します。  予算に関する説明書は68ページから71ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 補足説明はありません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  よろしいですか。  ないようですので、次に歳入18款寄附金、1項3目商工費寄附金から19款繰入金、1項9目温泉施設基金繰入金までを審査します。  予算に関する説明書は70ページから73ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 特に補足説明はございません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  よろしいですか。  では、次に、歳入21款諸収入、4項4目農林業受託事業収入から22款市債、1項5目消防債までを審査します。  予算に関する説明書は74ページから83ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  鈴木農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鈴木高雄) 補足説明はございません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  よろしいですか。  では、議案第7号全体を通して何かありましたらお願いいたします。  菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 先ほどの平松委員の向島町公園整備についての補助率について、50%とお答えしましたけれども、正確には25%、4分の1の補助でした。どうも申しわけありませんでした。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 先ほどの消防職員の退職金で、基金からの充当はということでございますが、市の職員退職手当基金条例では支給対象が市の職員ということで決められているものですから、現在は静岡市の職員ということになりますので、対象にならないということでございます。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 対象にならなくても、島田市に在籍していれば、その人たちの費用を島田市が補充するわけですよね。補充というか、その中に含めて支払うわけですよね。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) はい、そうです。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) だから、組織的には静岡市の職員にはなっているけれども、給料の費用面に関しては、同じように出すということですよね。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 人件費を委託費で支払うということです。給料を支払うということではございません。 ○委員長(杉野直樹) そのほか、何かございますか。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) この後、恐らく第7号議案の採決に入ると思いますけれども、先ほど水路橋の通行監視事業のところで、いろいろ説明いただきました。この事業について内容はわかりましたが、部長の答弁の中で、この事業単独ではなく市全体の包括的な業務委託だということだったものですから、この後、明日になりますけれども、総務生活常任委員会の中で債務負担行為の議論であるとか、またそこにかかわる委託業務の議論がございます。そういった議論を我々が傍聴なり報告を受けた後、採決にしたほうがいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) ただいま大石委員より、第7号議案につきまして、包括業務委託に関連しているということで、裁決を保留したほうがいいという御意見がありました。これに対して、委員の皆様、御異議はございませんでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) よろしいですか。  ですので、第7号議案につきましては保留とすることにします。  では、次に移りたいと思います。特別会計予算の審査に入ります。  最初に議案第9号平成31年度島田市簡易水道事業特別会計予算を審査します。予算に関する説明書は195ページから206ページまで、当初予算概要書は227ページ、228ページ、参考図面は287ページ、288ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  杉本水道課長。 ◎水道課長(杉本隆良) 補足説明は特にありません。 ○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いします。  では、ないようですので、採決に移りたいと思います。  議案第9号 平成31年度島田市簡易水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第9号 平成31年度島田市簡易水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第12号 平成31年度島田市公共下水道事業特別会計予算について審査します。  予算に関する説明書は218ページから233ページまで、当初予算概要書233ページから236ページまで、参考・図面は288ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 補足説明はありません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  ないようですので、採決いたします。  議案第12号 平成31年度島田市公共下水道事業特別会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第12号 平成31年度島田市公共下水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第16号 平成31年度島田市水道事業会計予算について審査します。  予算に関する説明書は275ページから314ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  杉本水道課長。 ◎水道課長(杉本隆良) 補足説明は特にありません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) この会計は数字的なものというよりも、有収率を探したのですけれど、私が探し切れなかったのか、教えていただきたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 杉本水道課長。 ◎水道課長(杉本隆良) 有収率ということですが、平成29年度の実績というか決算でいきますと、70.9%になっています。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) ありがとうございます。そういったロスも含めて予算立てしていると思いますけれども、この70.9%という数字はどう受け取られているか、お伺いしたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 杉本水道課長。 ◎水道課長(杉本隆良) 申しわけございません。先ほどの70.9%は簡易水道の有収率でした。上水の有収率は76%です。  それで今の御質問ですけれども、同じ年度でいきますと県の平均が84.9%ということになっております。また近隣の焼津市、藤枝市等と比べても、有収率について島田市は余りよろしくないという状況になっています。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 水というのはただではありませんけれども、それを利用して皆さんから料金をいただくと。無駄をつくる部分は、逆にいうとそれは企業のマイナスになるといことですので、ぜひその数字を挙げていただくためにも、もっとよりよい予算がつくれるような形で努力していただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 杉本水道課長。 ◎水道課長(杉本隆良) 御指摘のとおりで、有収率が悪いということは、水がどこかで漏れているということになりますので、水道管等の更新を早めて有収率が上がっていくように努力したいと思います。 ○委員長(杉野直樹) ほかの委員の皆様、よろしいでしょうか。  では採決いたします。  議案第16号 平成31年度島田市水道事業会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第16号 平成31年度島田市水道事業会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号 島田市大規模太陽光発電設備の適正な設置に関する条例について、審査します。  議案書は1ページから5ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 補足事項は特にございません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  森委員。 ◆委員(森伸一) 今回は太陽光発電の条例ですが、この前僕も聞きましたが、風力のほうは景観か何かで何とかやれるということで、それでよろしいですね。 ○委員長(杉野直樹) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 風力のほうにつきましては、景観の工作物の対象といたしまして、景観上の指導ということでやっていきたいと考えております。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 今回、太陽光ということで条例をつくっていただきました。他県だと再生可能エネルギーに関係した条例をやっていたり、地球温暖化防止の関係で条例をつくっているところもありますが、島田市では将来、これをつくった後、またそういうことにかかわってみようというような予定はありますか。 ○委員長(杉野直樹) 大畑都市政策課長
    都市政策課長(大畑和弘) 現時点におきましては、条例をつくっていく最初のときには、全体を含めてということで話をしてまいりましたけれども、所管課が本来は環境課ということで、環境課が進める立場ということもございます。そういう中で、とにかく一番問題になっているところから手をつけようということで、我々、都市サイドでこれを定めました。それ以外のものにつきましては、どうしていくかというところも含めて、所管の環境課のほうに伝えながら、次のステップに行くかどうか考えていきたいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 本当はその前に聞けばよかったのですが、これとあわせてお聞きします。先ほど県の支出金で68・69ページのところに、地球温暖化防止条例施行事務交付金で5,000円というものがありました。これはどういうものでしょうか。 ○委員長(杉野直樹) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) こちらは建築住宅課のほうで、県の権限移譲の交付金でいただいている金額でございます。床面積2,000平方メートル以上の建築物を建築する場合、建築物環境配慮計画書というものを、建築主が作成しなければなりません。こうしたものを我々のほうで審査しておりますので、県からその交付金をいただいている5,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 条例的なものとは関係ないですね。わかりました。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 15条のところに、指導、助言及び勧告というものがございます。その中に必要な措置を講ずるよう、指導または助言をすることができると。この条例には罰則規定がないものですから、これは具体的にはどういったものを指すのか、どういったことが考えられるのか、お伺いします。 ○委員長(杉野直樹) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 15条の第2項の1から5号に掲げたものに対してということになりますので、まず事業計画の届け出をしてくださいですとか、同意をとる手続をきちんとやってからでないと同意はしませんというようなことも含めて、勧告をすることができます。そもそも、第7条のあたりで事前の協議を行ってまいります。この段階で別に定めています設置基準がございますので、設置基準に沿った工事をやってください、計画を立ててくださいということを言いますので、その中身が守られていなければ、それも含めて勧告ということになります。  以上でございます。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) そこで、この対象となるところは通電出力が1,000キロワット以上のものとか、ある程度大きな施設だということは理解しますけれども、以前にもこの説明のときにお聞きしましたが、それ以下のものについては、この条例では届け出る責務がないという判断になります。そういったところの把握はどうするおつもりですか。 ○委員長(杉野直樹) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) まず把握というお尋ねにつきましては、FIT法の認可をとりますので、そちらで確認ができるかと思います。それから、この条例の適用にならない部分、1,000キロワット未満のものにつきましては、環境課のほうで指導要綱をつくりまして、行政指導という形で同じ設置基準に基づいた指導を行っていくという予定でおります。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 特に問題があるというわけではないですけれども、本来の目的を考えたときには、1,000キロワットであろうが、太陽光発電を取りつける場合には全てこういう責務が必要なのだというところはしっかりと伝わってほしいし、また行政指導という立場でいくと、しっかりと監視しなければならないという責務も生まれてくるものですから、そこら辺で漏れるようなところがないようにしていただきたいというのと、罰則規定がないといったときには、指導と勧告だけで、本当に危険なものは取りやめるという権限はないものですから、そういったときにどうするか、ちょっと疑問があったものですから、質問させてもらいました。 ○委員長(杉野直樹) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 条例の16条をごらんいただきたいと存じます。罰則の規定はありませんが、ペナルティーということで、指導に従わない場合にはその事業者の氏名あるいは住所、何に従わなかったかという中身を公表することとしております。もう一つ実効性ということでは、3項に国に報告をするというふうになっております。  FIT法では、地方の条例に従わない場合、その認可を取り消すという規定がございますので、そういったところで実効性を確保してまいりたいと考えております。 ○委員長(杉野直樹) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 了解です。そういったものが、罰則規定というとおかしいですが、ちゃんと背景にあるのだということが確認できました。ありがとうございます。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) この条例ですけれども、今、提出すればおよそ、ほかの条例を見ても4月1日から施行するというものが多いのですけれども、6月1日からの施行日というので2カ月ほどずれているかと思うのですが、これは何か理由があるのですか。 ○委員長(杉野直樹) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 全く新規の条例でございます。既に設置をしているところにも経過措置の中で、事業計画書を出してくださいとかいう中身になっておりますので、そうした周知期間を考慮しております。 ○委員長(杉野直樹) ほかにございませんか。よろしいでしょうか。  では採決いたします。  議案第18号 島田市大規模太陽光発電設備の適正な設置に関する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第18号 島田市大規模太陽光発電設備の適正な設置に関する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号 島田市空家等の適切な管理に関する条例について審査します。  議案書は6・7ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 補足説明はございません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) この条例をつくった限りには、過去に市民とかいろいろなところから、そういう問題提起があったのだろうと思います。この条例はこれから制定されるわけですが、現在、これに関係するような物件なり箇所はあるかどうか、お伺いします。 ○委員長(杉野直樹) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 委員御指摘のとおり、前例があって我々も法だけでは補完できない部分が出てきたというのが現状でございまして、それを踏まえた条例の制定ということになっております。  市内でも実を申しますと、緊急安全措置を講じなければいけないのかなと想定される物件もございます。そうした物件につきましては、去る先日の日曜日も結構な強風が吹きまして、月曜日に職員がそうした物件についてパトロールをする、できるだけ早く解体等の手続を進めてほしいということで、家屋の所有者への働きかけもしているところでございます。 ○委員長(杉野直樹) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) この空き家の条例ですけれども、空き地は含まれないということですよね。 ○委員長(杉野直樹) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 当市におきましては、空き地等の適正な管理に関する条例を持っております。そちらの所管は地域生活部環境課でございますので、そちらが該当してまいります。 ○委員長(杉野直樹) ほかに、よろしいでしょうか。  では採決いたします。  議案第19号 島田市空家等の適切な管理に関する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第19号 島田市空家等の適切な管理に関する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第21号 島田市手数料条例の一部を改正する条例について審査します。  議案書は9ページ、説明書・参考は3ページから8ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 少し補足説明をさせていただきます。  今まで、森林部及び森林計画図の閲覧並びにその写しの交付に係る手数料としまして、島田市手数料条例に基づき、1枚または1件につき300円を徴収しておりました。今年度、林地台帳の整備に伴いまして森林簿の管理システムも更新することとなりましたが、この森林簿データ自体は県が作成したものを使っているため、交付手数料につきましては県及びほかの市町はほとんどが無料であります。このことから、島田市でもこの更新に合わせて無料とするため、当条例の一部を改正するものです。  ちなみにこの手数料収入は、今まで年間おおむね40件、1万2,000円程度ございました。  補足説明は以上です。 ○委員長(杉野直樹) では、委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  ございませんか。では採決いたします。  議案第21号 島田市手数料条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第21号 島田市手数料条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第26号 島田都市計画大規模集客施設制限地区の区域内における建築の制限に関する条例の一部を改正する条例について、審査します。  議案書は30ページ、説明書・参考は107・108ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 補足説明はございません。 ○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 法別表第2(カに掲げる建築物)というのは具体的に、要はここの文章をまとめたという理解でいいのですか。 ○委員長(杉野直樹) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 今回の条例の改正につきましては、風営法のダンスホールとナイトクラブの、要はくくり方が変わったことに伴いまして、建築基準法の別表第2のカの項のところが変更になったといったものに伴うものでございます。  具体的には、ここのところに何が書かれているかといいますと、劇場、映画館、演芸場もしくは観覧場、ナイトクラブ、その他これらに類する用途で政令で定めるもの、または店舗、飲食店、展示場、遊技場、勝ち馬投票券発売所、場外車券売り場、その他これらに類する用途で政令に定めるものは、床面積の合計が1万平方メートル以上のものは建てられませんという内容のものになっております。  以上でございます。 ○委員長(杉野直樹) よろしいですか。  では採決いたします。  議案第26号 島田都市計画大規模集客施設制限地区の区域内における建築の制限に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第26号 島田都市計画大規模集客施設制限地区の区域内における建築の制限に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第27号 島田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について、審査します。  議案書は31ページ、説明書・参考は109・110ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 議案第27号につきましては、消防団の現在の体制、過去の活動状況なども勘案しまして、実際に活動している消防団員と協議をする中で、消防団組織の再編を行うということで検討してまいりました。  それによりまして、具体的には現在、1本部、4方面隊、16分団、39部という体制で行っておりますが、16分団の部分が、女性消防隊を分団に昇格させるということで17分団に、39ある部を再編、統合いたしまして36部の体制ということに、再編しようとするものです。これによりまして、団員の定数を955から860に減らすというものでございます。  なお、この再編される部の関係する町内につきましては、事前に説明、了承を得ております。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) では委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 団員、地域の人とも十分話をされた結果だと思いますが、これによる消防力の低下はないということをお聞かせください。 ○委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 平成20年からの今の体制の活動状況、中身を見て検討してございます。部や分団で対応できないものは方面隊で対応する、あるいは方面隊をまたいでさらに全団で対応するということで、組織的に活動を行っていますので、消防力の低下はないと考えております。  あわせて、常備消防のほうも広域化がされていますので、そういった意味でも問題はないというふうに考えております。 ○委員長(杉野直樹) ほかによろしいでしょうか。  ないようですので、採決いたします。
     議案第27号 島田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第27号 島田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第28号 島田市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について、審査します。  議案書は32ページ、説明書・参考は111から114ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  杉本水道課長。 ◎水道課長(杉本隆良) 少しだけ補足説明をさせていただきます。  今回の改正は、学校教育法の一部を改正する法律が施行されることに伴いまして、必要な改正を行うものでございます。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 説明が終わりました。委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  ございませんか。では採決いたします。  議案第28号 島田市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第28号 島田市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了しました。  次にその他に入りたいと思います。  最初に所管課からの報告を行います。危機管理部危機管理課から、報告をお願いいたします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 危機管理課からは、大規模停電の対応に伴う事前伐採のモデル事業について、経過報告等を口頭でさせていただきます。  昨年の台風24号では、暴風雨に伴う倒木によりまして、市内で1万5,100戸、最長で4日以上の大規模停電が発生し、市民生活に大きな影響を与えました。倒木の原因には、強い風だけでなく、雨量の増加あるいは土壌の風化ということも挙げられます。根が浅い樹木や急傾斜地の樹木が、強い風でなくても根こそぎ倒されるというケースもふえております。また高齢化等に伴いまして、地域での森林管理が以前と比べて行われなくなり、強風で枝があおられ、倒木に至るケースもふえてきております。  今後、こうした台風等の暴風雨による倒木がまた再び発生して、それが停電を発生させないというために、事前の予防措置として、あらかじめ電線等の近くの倒木のおそれのある樹木を伐採することができれば、仮に今後同じようなことがあったとしても、停電箇所が減って復旧までの時間が短縮でき、市民生活への影響も少しでも軽減できるのではないかと考えております。  こういった事業がもしやれるとしたら、どのような枠組みでできるのかということで、市、あるいは中部電力島田営業所を初めとする事業所、地権者あるいは直接影響が想定される地元、この三者で協議を進めてきております。  そもそも樹木の管理は地権者がやるべきということは言うまでもなく、そこは何も変わりはありません。地権者が責任持って管理してもらえるというのが大前提ではございますが、現実には高齢化とか管理技術の低下、マンパワーの確保の問題などでなかなか厳しいという現状もございます。  そこで今回はあくまでもモデル事業という位置づけの中で、場所を昨年の台風24号で停電が長期化した地区、伊久美地区と川根の笹間地区に限定して、それぞれの中で地元の人たちが懸念されるような場所を挙げてもらい、実際に中部電力などに見てもらって、実施すべき場所あるいは伐採すべき樹木を限定してきました。中部電力では以前から保安伐採という作業を行っております。これは電線に枝が触れそうな部分を切るというものでございます。この作業を行う場合は、中部電力が地権者の了解をとりつけたり、あるいはケースによっては立木補償を支払うこともあるということです。  今回のモデル事業では、行政、中部電力を初めとする事業者、地権者も含めた地元の三者が共同で取り組むということで、地権者への了解は地元でとってもらう。伐採した木とか枝の置き場は、地元が調達するという枠組みを設定する。あるいは中部電力に実際の伐採作業をやってもらう、ほかにも関係するNTT、東海ケーブルネットワーク、そういった方々にも作業の応援に来ていただくという、仮に役割を設定して、作業に取りかかっているところです。  役所のほうでは全体の統括、交通規制、役所内の関係課からも応援をいただいたり、機材や車両も提供していただき、一緒に現場で作業を行っているということでございます。  1つ目のモデル地区が伊久美と笹間であると説明しましたが、伊久美のほうでは全部で5カ所のポイントがございます。そのうち2月26、27日の2日間で3カ所を実施しました。これについてはマスコミのほうでも、テレビなどいろいろ取り扱っていただいております。それから残りの2カ所は4月上旬から中旬にかけて作業を行うということで、今、調整しているところです。  1回目の作業については、高所作業車とかクレーンなどの重機が必要になるのですが、その費用は中部電力で負担していただいております。4月の作業では重機の一部、高所作業車を市のほうで借りることで、費用分担の話をしております。そこで、この部分の予算を、当初予算では計上してございませんので、いわゆる部長裁量枠という予算を使わせてもらい、作業に当たらせてもらいたいということで考えております。このことについて、あらかじめ御了承いただけたらと考えております。  それから続いて第2弾が川根の笹間地区になりますが、こちらについては夏場、7月から8月ごろになろうかと思いますが、実施を考えているところでございます。  この2カ所をもってモデル事業は終了と考えております。この委員会では、部長裁量枠という予算の関係を特に、あらかじめ御承知いただきたいという意味での御報告でございます。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長(眞部和徳) 若干補足をします。大きく2つです。  作業の規模は5カ所で54本ですから、かなりの作業量です。樹齢80年などという木もありました。少なくとも30年から50年ぐらいの木を根っこから切るという作業をやります。伊久美については合わせて54本切ります。  市の財政負担のところですが、今、見積もっているところでは10数万円です。本当にわずかです。実際にこれを全部市の事業としてやれば数百万円かかります。とても大きい重機を使いますので。人件費も委託事業者は10人ほど来ています。中にはパラリンピックの藤本さんの御両親も、実は委託業者に入っています。全然関係ありませんが。そういう中で、実質10数万円でこの事業をやろうと。  午前中、平松委員から御質問がありましたが、これは市ごとにやるような話でないでしょうと、県もしっかり絡んでくれということを要望しています。一昨日、県の危機管理課も来たので、直接要望を出しました。中部の会議でも要望は行っています。10月中旬にこの協議を始めて、ほかの自治体はどのようなことをやっているのか、あらかじめ調べた上で、市の財政をほとんど使わないでこういったことをやるのは、全国で島田市だけです。  ほかの県でやっているところは何件かありますが、例えば岐阜県では、静岡県は森林づくり県民税というものを市民と企業から取っています。毎年1人400円ですか。同じように岐阜県では1人1,000円取っていまして、それを財源として、電力会社が全体の事業の半分、県が4分の1、残り4分の1を高山市が負担して、それで業者に委託してやっているということです。この高山市は、1年間で400万円ぐらい使ったということでした。  もう一つ愛知県は大規模なもので、10年ぐらいやっています。森と緑づくり税というので1人500円を徴収して、10年の間に10億円かけてやっています。県道とか主要な幹線道路の脇の倒れそうな樹木を、10億円かけて伐採したと。それぐらいのことをほかの県はやっています。  島田市は、基本的にお金は使いません。今回は結果的にどうしようもなくて10数万円使うのですが、では静岡県に何をしてほしいかというと、島田スタイルのものを、今は中部電力島田営業所と島田市の信頼関係の中でやっているので、それを中部電力本社と掛け合って、県の事業としてやってくれと、そうすると動きやすくなります。  もう一つは、従来の静岡県も集めている森づくり県民税を使うか、今度の森林環境譲与税を活用して、先ほど高山市の話をしましたが、そういった枠組みでやるか。いずれにしても県が主体的に動いてくれないと、なかなか根づいたものにならないということで、県には要望しています。  以上です。 ○委員長(杉野直樹) 報告が終わりました。  ただいまの報告について、何か質疑等ございますか。  では、ないようですので、次に、産業観光部から報告をお願いします。  佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) レジュメには商工課と記載されておりますけれども、観光課から報告させていただきたいと思います。  お手元に「蓬莱橋897.4茶屋1周年記念イベント」というチラシを配付させていただきました。この報告でございます。  おかげをもちまして、昨年3月20日に開業しました蓬莱橋897.4茶屋が、1周年を迎えることができました。市民の皆様方を初め、いろいろな方に御利用いただいたということで、非常に感謝申し上げる次第でございます。  1周年記念イベントとしましては、チラシに書いてあるとおりで、3月21日木曜日、10時から午後3時までという流れになっております。各種イベントを予定しております。ステージイベント、897.4茶屋でのイベント等を含めて開催することになりましたので、御案内させていただきたいと思います。  そして、御指摘をいただいておりました真ん中の、「思い出の交差点」の下にあります「いだてん in 大井川リバティー」ですが、今日朝からのニュースで話題になっておりました「いだてん」の関係でございますけれども、これは時間が書いてございません。着物姿で地下足袋とかわらじを履いて、リバティーを走りませんかということで参加者を募集中でございます。別にチラシもございますので、必要な方はまた観光課にお立ち寄りいただければと思います。日時に関しましては3月21日、集合時刻は12時、スタートは12時半ごろを予定しているということで、民間団体の方々が主催をして行う形になっております。参加費は1人500円となっておりますので、補足で説明させていただきます。  多くの皆様にお越しいただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(杉野直樹) 産業観光部からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、何か質疑等ありましたらお願いします。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 「いだてん in 大井川リバティー」ですけれども、着物姿ですが、着物の貸し出しとかは、民間の主催なのでわからないかもしれないですが、ありますか。 ○委員長(杉野直樹) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 当日、チラシには着物の着付け体験というのがあるのですけれども、多分これは違うイベントになると思うので、基本的には御自分で用意してお越しいただくというルールになるかと思います。  ちなみに、参加希望者は5人でチームを組んで来てほしいというようなことになっております。  以上でございます。 ○委員長(杉野直樹) よろしいですか。  ほかにないようですので、当局の皆さん、そのほか何かありますでしょうか。  委員の皆さん、何かその他であるようでしたらお願いいたします。  では、以上で所管課からの報告を終わります。  この後、所管事務調査について協議しますが、当局の皆さんはここで退席していただいて結構ですが、本日審査を保留しました議案第7号につきましては、あさって、3月15日に厚生教育常任委員会終了後、経済建設常任委員会を開催しますので、部長及び関係課長の皆様におかれましては、御出席くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(河村晴夫) 委員長、第7号議案の総括、全体での総括を15日にやってもらうものですから、皆さんのほうから特別質問がなければ、当局側の出席は全部長と関係する所管課だけということで、厚生教育常任委員会のほうをそろえたのですけれど。 ○委員長(杉野直樹) それはでもわからないですよ。この後もしかしたら、質疑があるという話になるかも……。 ○副委員長(河村晴夫) もし皆さんの中でないということであれば、それで締めたいのですけれども。厚生教育常任委員会もそのようにまとめたので。 ○委員長(杉野直樹) そうですか。  委員の皆さん、3月15日ですが、採決前に質疑があるかないかなのですけれども。そこの部分はどうですか。第7号議案全体で、質疑があるかないか。 ○副委員長(河村晴夫) 所管するところから。第7号全体を通して、もしあるようなら、当局も全員ということになりますが。 ○委員長(杉野直樹) なくてもいいですか。 ○副委員長(河村晴夫) なしというと、例の水路橋の関係だけということに。 ○委員長(杉野直樹) ではその関係の所管だけ。 ○副委員長(河村晴夫) 全部長と、その所管課長。 ○委員長(杉野直樹) わかりました。  水路橋に関しては質疑があるかもしれないので、その関係の部課長だけ出席のほうをお願いいたします。あとそれに関連する課の方も、お願いしたいと思います。  では、暫時休憩とします。  再開は14時30分とします。                                休憩 午後2時22分                                再開 午後2時27分 ○委員長(杉野直樹) では、再開いたします。  所管事務調査について、委員会内で協議したいと思います。  2月15日の委員会において、委員の皆さんから御意見をいただきまして、その後、正副委員長で話し合いまして、当委員会で所管事務調査のテーマを選考させていただきました。  その結果、当委員会のテーマは、圧倒的多数でありました島田市下水道事業の現状と課題に関する研究とさせていただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(杉野直樹) よろしいですか。  では、具体的な調査内容になりますが、この下水道に関する調査・研究をするのであれば、こういうことをやったほうがいいのではないか、など何か提案があれば、ここでいただければ助かるのですが。いかがでしょうか。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) いろいろな資料はこれから用意すればいいのですが、一つは、当たり前ですが環境のことですので、それは皆さん知っていると思うのですが、どういうものかというシステムももちろん勉強したいと。それと、下水道事業自体の歴史ではないですが、正直言って、私は下水道事業は黒字にならないものだと、しかし環境を守る意味では、世界的に見て日本の下水道の布設状況は一番悪いところなのです。しかしながらそれにかわるものもあるものですが、この下水道事業は会計上、一体どういうシステムになっているのか、なぜ赤字というか、事業費がなかなか黒字にならないのかというのがわかるような資料とか、そういう基本的なものが欲しいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) まず最初に、国からの要請があって、流れで、焼津などはものすごい進んだり、いろいろあって、金の流れ、場所、国から来たのをどこまでやるか、やらなくてもいいとか。そういう流れをずっと勉強して、大津通りなどやってしまったら、今度は街路でまたみんな引っ越してしまったり、どれぐらいやって償却するところ、どれぐらい持つか、汚水を。とか、いろいろ。  さっき言った、下水でなくても合併浄化槽でやっているところはたくさんありますね、それでいいのかとか、課題がものすごくあるので。焼津はほとんど、多分すごくやっていると思うのですよ。そういうところとか、国からの流れでずっと、だんだん、だんだん勉強していったらいいと思います。国の補助金から、いつ、どういうように指令が出てきたか、昭和何年かわからないですが。  大津通りなんて、やりましたよね、金出して。そうしたら街路で、どけってなってしまったり、そういうものも、おかしいと思いますよね。せっかく地域に入って、やれやれって、金出せってやったら、街路で今度は引っ越しする。そういういろいろなものがあると思うのです、これについては。そういうことで、私はいいと思います。 ○委員長(杉野直樹) 森委員。 ◆委員(森伸一) 今の話で、大体下水道の何年計画と、一応のめど的なものはつくりましたが、今度、市役所の北側、本通りが終わったところで、という話で来年からやりますけれど、どこまでやるのがいいかというのも、合併浄化槽で処理できるなら、これ以上そんな金をかけてやる必要もないと思っている人はたくさんいると思います。だからその辺のめどを、どこまでやったらいいかというのは、こういう研究をして、意見もこちらとして出せたらいいなと思いますが。  島田市と下水道の現状が近いようなまちを、どこか視察するのもいいかなと思います。  下水道の処理場自体は、すごくキャパがあって、たくさん来てもいいぐらいになって、しかも長寿命化が始まっているものだから、まだ20年、30年は使えると思うのです。そういう状況において、ただこの後やるなら工事費がネックだったのは6丁目、7丁目が一番ネックだったのではないかと思いますが、つくっても家がああいう感じになっているもので、敷こうとしないとか。今度のこちらのほうが、家が大体しっかりしているから可能性はあるのですが、その辺の参考になるような視察ができたらいいなと思います。
    ○委員長(杉野直樹) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 区画整理で、本当は大津通りの近辺をやって、それで6丁目に行く予定ですよね。それがどうにかなってしまったので、今のままでいくかどうか。やってる?            〔「終わってる。7丁目」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(平松吉祝) 7丁目まで終わったの。   〔「細いところに作って」「内容的にはこれからやりましょうと」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(平松吉祝) それでは街路でもしこっちを向いて広くなるといえば、また全部やり直さないと、大津通りと同じですよね。経過があるので。区画整理。 ○委員長(杉野直樹) そうですね。  今回、もしかしたら次で委員会のメンバーも変わるかもしれないので、我々の今この委員会で話しておくのは課題ぐらいまで出しておいて、次にその課題解決の研究手法については、次の委員会の皆さんに任せようかなと思いますので、今出た意見も踏まえて、少し課題として委員長報告で、私のほうでさせていただきます。 ◆委員(平松吉祝) それじゃあ、そんなに熱くなることはない。 ○委員長(杉野直樹) 所管事務調査につきましては、この辺にとどめたいと思います。  では、本日審査を保留した議案第7号の審査については、あさって、3月15日厚生教育常任委員会の終了後に、再度委員会を開催しますので、委員の皆様の出席をお願いいたします。  では、以上をもちまして、本日の経済建設常任委員会を終了します。                                閉会 午後2時34分...